話題の面白いおすすめ小説をミステリ(謎解き推理)を中心に掲載しています。
ミステリ、警察小説、ファンタジー、純文学、クライムノベルなど、ジャンル問わず、各種ランキング1位の作品や小説(文学)賞を受賞している作品など。
おもしろい小説をまとめています。ランキング上位作品や賞を受賞している作品。
【国内編】面白いおすすめミステリ&小説
注目!「カフネ」 阿部 暁子(著)
[2025年] 本屋大賞 受賞作
第8回 未来屋小説大賞 受賞作
シスターフッドの物語
「カフネ」ー ポルトガル語で「愛しい人の髪に指を絡める仕草」。法務局に勤める野宮薫子は、弟の急死で悲嘆にくれていた。遺言書で弟の元恋人・小野寺せつなに会い、彼女の勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことになる。2人は、食べることを通して、距離が縮まっていき!?・・
注目!「目には目を」 新川 帆立(著)
2020年「元彼の遺言状」で、このミステリがすごい!大賞を受賞した作家の最新作
なぜ少年Aは殺されたのか!?ーー
少年院で出会った6人。社会に戻り、2度と会う筈ではなかった。しかし、少年Bの密告で、娘を殺された遺族が少年Aの殺害に至る。誰が被害者で、誰が密告者なのか!?・・
「一次元の挿し木」 松下龍之介(著)
第23回(2025年)このミステリがすごい!【文庫グランプリ大賞】受賞作
200年前の人骨が、ヒマラヤ山中で発掘された。遺伝学を大学院で学ぶ悠(はるか)が、DNA鑑定にかけると、4年前に失踪した妹のDNAと一致する。担当教授の石見崎に相談するが、その教授が殺害されてしまう。 研究室からは古人骨が盗まれて!?・・
「どうせそろそろ死ぬんだし」 香坂 鮪(著)
第23回(2025年)このミステリがすごい!【文庫グランプリ大賞】受賞作
探偵業を営む七隈は、助手の律と共に、余命宣告された人々が集う交流会で山奥の別荘を訪れる。2人はメンバーと交流を深めるが、参加者の1人が不審な死を遂げる。七隈達は、死因の調査を始めるが!?・・
注目!「ユビキタス」 鈴木 光司(著)
日本ホラー界の帝王、16年ぶりの新作
「リング」で一世風靡した著者のホラーサスペンス
ジャーナリストの前沢恵子と葉月有理は、東京都内で発生した連続変死事件を追う。そして、死者の共通点が、「南極深層の氷」であることを知る。20年前、新興宗教団体の中でも同様の変死事件が起きていたことも。異端の物理学者・露木眞也は、かつての後輩・麻生敏弘が研究していた「ヴォイニッチ手稿」の真実が関わっていることに気づき!?・・
「殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス」 五条 紀夫(著)
2度読み必至の傑作ミステリー
身代わりとなった親友を救うため、メロスは推理したーー!?
メロスは、自身の身代わりとなった親友・セリヌンティウスを救うため、3日で故郷と首都を往復しなければならない。しかし、妹の婚礼前夜、新郎の父が殺される。早く首都へ戻りたいメロスだが、この密室殺人を解決することになる!? その後も、道のりに立ちふさがる山賊の死体、荒れ狂う川の溺死体。そして、首都で待ち受ける衝撃の真実とは!?・・
「C線上のアリア」 湊 かなえ(著)
先が読めない介護ミステリー
美佐は、ごみ屋敷となり果てた育った家に久しぶりに戻る。家を片付ける中で、金庫を発見する。そこからわかる叔母の秘密とは!?・・
「逃亡者は北へ向かう」 柚月 裕子(著)
「孤狼の血」などで知られる作家の東北が舞台の震災クライムサスペンス
震災の混乱の中、2つの殺人事件が起きた。逃亡する容疑者とそれを追う刑事。2人は、どこに辿り着くのか!?ーー
「楽園の楽園」 伊坂 幸太郎(著)
伊坂幸太郎デビュー25周年記念の壮大な大長編
世界が急速に混乱に陥っていた。大規模停電、強毒性ウィルスの蔓延、飛行機墜落事故などの発生により.. これらの原因は、謎の人工知1能「天軸」の暴走と考えられた。五十九彦(ごじゅくひこ)、三瑚嬢(さんごじょう)、蝶八隗(ちょうはっかい)の3人は、暴走する「天軸」の所在を探る。人工知能の開発者が残した巨大な樹の絵画「楽園」を手掛かりにするが、旅路の果てに想像できない結末が待ち受け!?・・
「高宮麻綾の引継書」 城戸川 りょう(著)
アマゾン【経済・社会小説】売れ筋ランキング ベストセラー1位
令和のサラリーマン小説
こんな会社辞めてやる! そう思ったことがある人、全員集合!
3年目の社員・高宮麻綾は、社内外を駆けずり回り、親会社が言うリスクの調査に乗り出す。精魂込めて作った新規事業が、親会社に「リスク回避」との理由で潰されたからだ。忖度、義理、出世。私は私の仕事をモノにしてみせる!ーー
【海外編】面白いおすすめミステリ&人気小説
注目!「世界の終わりの最後の殺人」 スチュアート・タートン(著)
本格ミステリ・ベスト10【2020】で第2位の「イヴリン嬢は七回殺される」に続き、このミステリがすごい!2023年版【海外編】で第4位の「名探偵と海の悪魔」の著者の最新作
何重もの特殊設定の本格ミステリー
奇怪な霧で滅びた地球。生存者の住む最後の島で殺人が発生するが、住民の記憶は消されていて!?・・
注目!「円環」 アルネ・ダール(著)
北欧ミステリー「時計仕掛けの歪んだ罠」著者の新シリーズ
スウェーデン・ウプサラ市郊外。高速道路を走行中のBMWが、突然、宙を舞い炎上した。大手製鉄会社幹部が死亡する。さらに、第2の爆破事件で、広告会社幹部が命を落とす。国家作戦局(NOD)の主任警部エヴァ・ニーマンは、捜査にあたるが!?・・
注目!「沈黙」 アン・クリーヴス(著)
【シェトランド四重奏】シリーズで知られるアン・クリーヴスの最新作
「哀惜」に続く、刑事マシュー・ヴェンシリーズ第2弾
ガラス職人のイヴが、父の遺体を発見する。凶器は、イヴが作った花瓶だった。マシュー警部は、聞き込みを進めるが!?・・
「冬の子」 ジャック・ケッチャム(著)
鬼才、ジャック・ケッチャムの19篇からなる傑作短編集
ホラーの巨匠として知られる著者の作品群。ブラム・ストーカー賞短篇賞受賞作2作を含む、現実的暴力と幻想的恐怖の果てに生まれる詩情。
「闇より暗き我が祈り」 S・A・コスビー(著)
「頬に哀しみを刻め」で、このミステリがすごい2024年版【海外篇】第1位など、クライムノヴェルの大物の最新作
私立探偵のネイサンは、白人の父と黒人の母を持つ。牧師殺害事件の調査に乗り出すが、事件の鍵を握るUSBを手に入れたことで命を狙われ!?・・
注目!「フォース・ウィング -第四騎竜団の戦姫-」 レベッカ・ヤロス(著)
[2025年] 本屋大賞【翻訳部門】受賞作
アメリカで爆発的なヒットとなったファンタジー
竜の騎手たちが魔法の力で国防を担う国・ナヴァール。20歳のヴァイオレットは、軍の司令官の母親の命令により、バスギアス軍事大学に入学して、騎手を目指すことになる。しかし、そこは、死と隣り合わせの命懸けの戦いの場であった!?ーー
「虚言の国 アメリカ・ファンタスティカ」 ティム・オブライエン(著)
ピュリッツァー賞候補作家の20年ぶりの奇想天外な物語
虚言症が蔓延するアメリカで、稀代の嘘つき男が仕掛ける!?ーー
中年男・ボイドは、一流のジャーナリストからフェイクニュースの王に転落する。カリフォルニアの田舎町で、デパートの店長をしている彼は、地元銀行のアンジーに銃をつきつけ、8万1千ドルと彼女を連れ、逃避行に出る。アメリカを縦断するボイドと、大富豪、悪徳警官、美人妻、殺人者など、追う者と追われる者が入り乱れ、全米を疾走するが!?・・
「銃と助手席の歌」 エマ・スタイルズ(著)
オーストラリアが舞台のロードトリップ・クライムノベル
少女・チャーリーは、高校を退学になり、盗みをきっかけに姉の恋人と争いになり、彼を殺してしまう。その場にいた少女・ナオの提案で、2人は死んだ男の車で、ハイウェイを北へ走り出す。ナオは、なぜ死体処理に協力したのか!? 車を追ってくるのは何者か!?謎多き状況で、やがて銃声が轟き!?・・
「17の鍵」 マルク・ラーベ(著)
ドイツミステリのベストセラー
2か月連続刊行のシリーズ第1弾
早朝のベルリン大聖堂。丸天井の下に、女性教師が吊り下げられていた。トム・バビロン刑事が現場にかけつけるが、被害者の首には、カバーに「17」と刻まれた鍵がかけられていた。それは、トムが子供の頃に、川で見つけた死体のそばにあった鍵と同じものだった。。それは、10歳で失踪した妹が持ち出したままだったが!?・・
「7人殺される」 周 浩暉(著)
「死亡通知書 暗黒者」で、このミステリがすごい!2021年版第4位など、中華ミステリをけん引してきた著者の最新作
社会派警察小説
中国龍州市で起こる連続殺人。その意外な共通点とは!?ーー
「バベル・オックスフォード翻訳家革命秘史」 R・F・クァン(著)
[2023年] ネビュラ賞長編部門 受賞作
ローカス賞【ファンタジー部門】受賞作
言語の力を巡る傑作歴史ファンタジー
19世紀、大英帝国が覇権を握る時世。中国人少年・ロビンは、英語とは大きく異なる言語を求め、広東(カントン)からオックスフォード大学の王立翻訳研究所、通称バベルの新入生となる。言語のエキスパートになるため厳しい訓練を受けるが、学内には、大英帝国に叛旗を翻す秘密結社があり!?・・