カジノ小説１２冊｜ラスヴェガス、マカオなどが舞台のギャンブル作品

カジノ小説など、ギャンブルがテーマの小説をまとめています。

ラスヴェガスやマカオなどを舞台に、カジノがテーマの小説。

ルーレット、ポーカー、ブラックジャック、バカラなどのゲームが登場します。

カジノ（CASINO）・ギャンブル・賭博小説

海外作家の作品

「カジノを罠にかけろ」ジェイムズ・スウェイン（著）

カジノを罠にかけろ

文藝春秋

発売日：2005/3/1

ブラックジャックを扱うイカサマ師たちのエンターテイメント小説

ラスベガスのカジノ。62歳のイカサマ・ハンター、トニー・ヴァレンタインは、カジノでの不正を見抜いて取り締まる。カジノ・コンサルタントとも言うが、ある日、ブラックジャックで大勝を続ける不審な男がいて！？・・

「悪党どものお楽しみ」パーシヴァル・ワイルド（著）

悪党どものお楽しみ

筑摩書房

発売日：2017/3/8

連作ミステリ短編集全８篇

プロの賭博師、ビル・パームリーは、引退後、その知識と経験をいかし、いかさま師の巧妙なトリックをあばく探偵として引っ張りだこになる・・　ギャンブル・シーンの臨場感など、活き活きとした描写も。

「老人犯罪団の逆襲」カタリーナ・インゲルマン=スンドベリ（著）

老人犯罪団の逆襲

東京創元社

発売日：2017/10/12

老人たちの痛快な活躍を描くシリーズ第２弾

５人で合計400歳、老人犯罪一味の面々。ラスベガスでカジノ三昧の日々を送っていたが、故郷が恋しくなってくる。５人の団員は、新たな犯罪に着手すべく、再びスウェーデンに。しかし、入手したアジトの隣は、バイク族の巣窟だった・・

「賭博者」ドストエフスキー（著）

賭博者

光文社

発売日：2019/12/6

文豪・ドストエフスキーの自伝的小説

ドイツの町ルーレッテンブルグ。今日も、賭博に魅入られた人々が集まる。金に群がり、偶然に賭け、運命に嘲笑される人間の末路は！？・・

「カジノ殺人事件」 S・S・ヴァン・ダイン（著）

カジノ殺人事件

Independently published

発売日：2022/2/12

「恐ろしいことが起きる。カジノで遊ぶリン・ルウェリンから目を離すな」という匿名の手紙。そのリンは、叔父が経営するカジノでルーレットで大勝ちしていたが、1杯の水を口にした途端、中毒症状を起こし病院に運ばれた。リンの妹も、ただの水を飲んで倒れる。カジノ業界に転身した化学者が、ただの水が注目されていると知って狼狽したのはなぜなのか！？・・

国内作家の作品

「波の音が消えるまで」沢木耕太郎（著）

波の音が消えるまで

新潮社

発売日：2017/7/28

マカオのカジノでのバカラ研究がテーマの小説

沢木さんのバカラ愛が強く伝わってくる内容になっています。

マカオなどの旅好きはもちろんですが、カジノなどギャンブル好きにもおすすめの小説です。

「オー・マイ・ガアッ！」浅田次郎（著）

オー・マイ・ガアッ！

集英社

発売日：2004/11/19

笑いと涙の傑作エンタテインメント

くすぶり人生に一発逆転、史上最高額のジャックポットを叩き出せ！ーー

ラスベガス。くすぶり人生に一発逆転、ワケありの３人が、１台のスロットマシンで勝負に出て！？・・　ラスベガスの歴史や運営側の人間模様なども。

「カジノ強奪」木下貴司（著）

カジノ強奪

Independently published

発売日：2021/11/2

大阪の千日前にカジノホテルができ、優衣はカジノの金庫の場所を探るため、アルバイトで潜入していた。それは、カジノの金庫の場所を探るためだった。南のグループで、カジノに眠る大金強奪の計画が進んでいたためだ。しかし、金庫の場所がわからない。そこに北のグループが現われる。果たして、金庫の大金を奪うことができるのか！？・・