多重人格がテーマのおすすめ小説7冊|マルチパーソナルの作品

多重人格(2重人格など)がテーマの小説のおすすめタイトルをまとめています。

解離性同一性障害とも言われるマルチパーソナルもの。

古典の有名作品や近刊の話題作などを掲載しています。

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多重人格小説

「ジキルとハイド」 ロバート・ルイス・スティーヴンソン(著)
ジキルとハイド
新潮社
発売日:2015/1/28

プレ・モダニズム文学の代表的な作家のひとり

「宝島」で知られる作家の古典的名作怪奇小説

二重人格の代名詞としても名高い怪奇小説。高名な紳士・ジキルと醜悪な小男・ハイド。人間の心に潜む善と悪の葛藤ーー

 

「鳥の巣」 シャーリイ・ジャクスン(著)
鳥の巣
国書刊行会
発売日:2016/11/24

古典にして究極の多重人格小説

内気でおとなしい23歳のエリザベス・リッチモンド。日々、博物館での退屈な仕事をこなしながら、口うるさい叔母と暮らしていた。ある日、頭痛と奇妙な行動で医師を訪ねると、原因が多重人格だとわかる。そのうち、別人格たちが徐々に自己主張をし始め!?・・

 

「魂に秩序を」 マット・ラフ(著)
魂に秩序を
新潮社
発売日:2024/6/26

「本の雑誌」が選ぶ2024年度【文庫ベストテン】第1位

リアルサウンド認定2024年度 翻訳最優秀ベスト10 第2位

このミステリがすごい!2025年版【海外篇】第8位

ミステリ、ロードノヴェル、青春成長小説が絡む物語

多重人格障害を抱えるアンディは、下界に適応していくため、アンドルーという新たな魂を生まれさせていた。ある日、ソフト制作会社で、同じく多重人格障害を抱える女性・ペニーと出会う。自身の人格だけでなく、ペニーの別人格にも振り回されるアンドルーは、義父の死は、自分が原因だったのではないかと疑念を持つ。ペニーと共に、真相を解明するため、故郷に向かうが!?・・

 

「24人のビリー・ミリガン」 ダニエル・キイス(著)
24人のビリー・ミリガン
早川書房
発売日:2015/5/8

「アルジャーノンに花束を」で知られる作家の「多重人格」という障害を世に知らしめた傑作ノンフィクション

1977年、ビリー・ミリガンは、オハイオ州で連続レイプ犯として逮捕された。しかし、本人には、犯行の記憶が全くない。精神鑑定の結果、彼の中に複数の別人格が存在することがわかる。犯行は、そのうちのひとりだという驚愕の事実が!?・・



「ルームメイト」 今邑 彩(著)
ル-ムメイト
中央公論新社
発売日:2006/4/25

大学へ通うために上京してきた春海。京都から来た麗子と出逢う。お互いを干渉しない約束で共同生活を始めるが、麗子はやがて失踪する。彼女のあとを追ううち、彼女の2重、3重生活を知る。彼女は名前、化粧、嗜好までも替えていた・・。 茫然とする春海の前に、既に死体となったルームメイトが!?・・

 

「十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA」 貴志 祐介(著)
十三番目の人格(ペルソナ)ISOLA
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:1996/4/18

ホラーテイストの多重人格小説もの

人の強い感情を読みとることができるエンパスの賀茂由香里。彼女は、あどけない少女・千尋の多重人格障害に胸を痛める。やがて、13番目の人格・ISOLA・の出現に、彼女は身も凍る思いがし!?・・

 

「姑獲鳥の夏」 京極 夏彦(著)
姑獲鳥の夏
講談社
発売日:1998/9/14

陰陽師(おんみょうじ)が憑物を落とし事件を解きほぐす人気シリーズ第1弾

東京・雑司ヶ谷(ぞうしがや)の医院に奇怪な噂が流れる。娘は20箇月も身籠ったままで、夫は密室から失踪したというが!?・・