2026年に発売される翻訳小説の文学的な作品をまとめています。
翻訳文学作品の新刊から、おすすめのタイトルを掲載しています。
パーシヴァル・エヴェレットやルワンダのラッパー、リオのスラム小説など。
翻訳文学小説の新刊
「ジャカランダの樹」 ガエル・ファイユ(著)
「ちいさな国で」で、高校生が選ぶゴンクール賞を受賞した作家の最新作
フランスで活躍するルワンダ系のラッパー作家の作品
1994年、フランス。12歳のミランは、母の祖国で起きたジェノサイドを他人事だと思っていた。しかし、虐殺から逃れてきた少年と出会い、一変する。ミランがルワンダで目にした憎しみの連鎖。人々の苦悩の先に見出した希望とは!?ーー
「千の目が光る森」 フランシス・ハーディング(著)
「嘘の木」の著者でファンタジー界の巨匠、フランシス・ハーディングのYAファンタジイ
〈森〉に侵略され、〈壁〉の中だけに人が暮らしている世界。壁の一部に住むフェザーは、森で出会った「よそ者」に裏切られ、崖から突き落とされてしまい!?・・
「不死の島へ」 クリストファー・プリースト(著)
英国SF協会賞を5回受賞している英国SF界の巨匠、クリストファー・プリーストの長く邦訳が待たれた最高傑作
1976年。研究者の職とロンドンの住居を失い、恋人とも破局したピーター・シンクレア。のめり込むようにして執筆にはげみ、とある原稿に着手する。そこで生み出された〈夢幻諸島〉という名の架空世界は、現実そのものを歪ませてしまう危険なヴィジョンで!?・・
「ヨゼフとその兄弟たち ヤコブ物語」 トーマス・マン(著)
ノーベル文学賞作家トーマス・マンが16年かけて執筆した大長編小説
4部構成の壮大な、神と人類にまつわる物語。全8巻
旧約聖書・創世記に描かれたイスラエルの族長・ヤコブの子・ヨゼフの短い話から紡ぎ出された作品。主人公ヨゼフの父・ヤコブと、ヤコブに至る一族の系譜の物語。
「私たちが刈り取った男たち」 ジェスミン・ウォード(著)
シカゴ・トリビューン・ハートランド賞 受賞作
全米図書賞を2度受賞したアメリカ文学界最注目の作家の最新作
著者・ジェスミン・ウォードと親しかった同世代の若者。その中で、2000年~2004年の5年間に亡くなった5人の生と死をめぐる物語。歴史を時系列に追い、偶数章では、若者たちの生と死を逆時系列にたどる。そして、アメリカ南部において、貧しい黒人男性であることの意味を問うーー
「タイム・シェルター」 ギオルギ・ゴスポディノフ(著)
[2023年] 国際ブッカー賞 受賞作
過去は楽園か、それとも監獄か!?ーー
アルツハイマーを治療するクリニック。懐かしい記憶を追体験することで症状の改善を目指す患者。しかし、再現度が高まるほど、現実逃避を望む者が集い!?・・
ブルガリアの作家で、ブルガリアで最も権威のある文学賞を2度、受賞しているそうです。
「冒険者カールの地球ダンジョン1:宇宙人襲来!飼い猫とダンジョンに放りこまれたんだが?」 マット・ディニマン(著)
突然の宇宙人の侵略により地球は壊滅。カールは生き残りを賭けて、元カノの飼い猫と共に宇宙人が作ったダンジョンに挑むことに!ーー
「冒険者カールの地球ダンジョン2:銀河生配信! デスゲームでめざせフォロワー爆増」 マット・ディニマン(著)
「記銘師ディンの事件録 木に殺された男」 ロバート・ジャクソン・ベネット(著)
[2025年] ヒューゴー賞【長編部門】受賞作
帝国辺境で技術省高官が、身体から突然、巨大な木が生え変死した。捜査を開始したアナとディンは、10人の技術省技師が同様に死亡し、海から現れる巨獣のための防壁が破壊されたと知らされる。2人は、帝国を揺るがす事件の謎を解けるのか!?・・
「モンキービーチ」 イーデン・ロビンソン(著)
エセル・ウィルソン・フィクション賞 受賞作
カナダ先住民女性作家のマジックリアリズム小説
カナダ先住民の喪失と再生の物語。ハイスラ族の居留地を舞台に、先住民の伝説と現代が交錯。
「消失」 パーシヴァル・エヴェレット(著)
「ジェイムズ」で、全米図書賞&ピュリツァー賞のW受賞で2025年話題になった作家の作品
2024年アカデミー賞脚色賞を受賞した映画『アメリカン・フィクション』原作小説。
アフリカ系アメリカ人で、大学で教鞭をとりながら小説家として文学的な作品を書いているセロニアス・エリスン(通称モンク)。彼の目からみると、黒人を売りにしたレベルの低い作品が世間ではベストセラーとなっていた。その後、教授昇進が決まったことを知るが、小説は17社から出版を断られていた。理由は「黒人らしさが足りない」とのことで!?・・
「わたしたちの図書館旅団」 ジャネット・スケスリン・チャールズ(著)
「あの図書館の彼女たち」の著者が贈る傑作長編
第一次世界大戦中、命の危機を抱えながら、本の力を信じて闘った司書の物語ーー
1918年。ニューヨーク公共図書館の司書・ジェシーは、戦争で荒廃し、ドイツ軍に破壊された図書館の再建を目指すため、フランス北部に到着した。ジェシーは、傷ついた住民に本を届け、兵士に戦地での慰めとなる一冊を紹介するが!?・・
注目!「太陽に撃ち抜かれて」 ジョヴァーニ・マルチンス(著)
「フィナンシャルタイムズ」「スペクテイター」年間ベストブック選出
リオのスラム街〈ファベーラ〉発の鮮烈デビュー作ーー
ブラジル・リオデジャネイロ生まれの作家で、スラム街〈ファベーラ〉で生まれ育ち、ビーチの物売り等をしながら小説を書き、2018年にデビュー。
「抱擁」 アン・マイクルズ(著)
カナダの巨匠、記憶と愛を描き出す14年ぶりの新作
夢幻的な語りの4世代に亘る物語ーー
1917年、ジョンは、戦場で重傷を負い、記憶の断片にすがりながら生還する。 やがて、北ヨークシャーに戻り、写真館を再開するが、写した像に亡霊が現れ始め!?・・











