都市小説と言われる作品のおすすめタイトルをまとめています。
都市小説は、都市を舞台にした風景、生活、社会構造などを背景にした作品を言います。
そこに生きる人間模様や心理、社会を映し出す文学作品が多くあります。
都市小説
「シスター・キャリー」 シオドア・ドライサー(著)
都市小説の先駆
大都会シカゴに出てきた少女キャロライン(キャリー)の都会生活での奮闘
「スカートをはいたドン・キホーテ」 ベニート・ペレス゠ガルドス(著)
「ドン・キホーテ」のパロディーたるスペイン自然主義文学
首都マドリードの都市空間の綾を読み解く都市小説の傑作長編
マリオ・バルガス゠リョサに「20世紀初頭の前衛小説に先んじた手法」と称された1冊。
「見えない都市」 イタロ・カルヴィーノ(著)
現代イタリア文学を代表する作家の名作
架空の都市を描いた奇妙で不思議な幻想小説の極致
マルコ・ポーロがフビライ・ハンに架空の都市を語る、メタフィジカルな作品。
「パリの農夫」 ルイ・アラゴン(著)
シュールレアリズム(超現実主義)文学の旗手のひとり
「ナジャ」と並び、パリを描いた3大シュルレアリスム小説のひとつ
20年代のパリを描く、実験的な都市小説。青年の幻想、夢を、現実生活を通して描く詩的作品。シュルレアリスト時代最後の小説で、頂点を示すと同時に次の段階への道程を暗示している。
「失踪者たちの画家」 ポール・ラファージ(著)
見えない都市の物語
アマチュア画家が恋に落ちたのは、犯行現場の写真家だった。変容する街と、その暗部に潜む失踪者たちを描くーー
「小説家仇甫氏の一日」 朴 泰遠(著)
朝鮮モダニズム文学を代表する作家による自伝的都市小説
韓国発のオンラインゲーム《リンバス・カンパニー》でも話題の不朽の名作
1930年代、京城(現・ソウル)。定職につかず、結婚相手も見つからず、母に心配されている小説家の仇甫(クボ)。ステッキとノートを手に、百貨店へ、喫茶店へと、街をさまよい歩く・・ 作中に登場する地名・主要施設名を記した1930年代の京城地図を収録。
「魔の聖堂」 ピーター・アクロイド(著)
都市迷宮小説の傑作
時間、空間、現在と過去が交錯するミステリ
現代のロンドン。ホークスムア警視正は、連続する少年殺人事件の謎を追う。次第に暗い影が見えてきて!?・・18世紀、ロンドン大火後の都市計画。異端の聖堂建築家ダイアーが、建設中の7つの教会に仕掛けたたくらみとは!?ーー
「澄みわたる大地」 カルロス・フエンテス(著)
急速に近代化と巨大都市化が進むメキシコ・シティが舞台
混沌としたメキシコの首都を舞台に、多様な人種と社会階級が混在した都市小説。
「都市と都市」 チャイナ・ミエヴィル(著)
ヒューゴー賞/世界幻想文学大賞/ローカス賞/クラーク賞/英国SF協会賞受賞
〈ベジェル〉と〈ウル・コーマ〉のふたつの都市国家は、欧州において地理的にほぼ同じ位置を占めるモザイク状に組み合わさった特殊な領土を有していた。ボルル警部補は、二国間で起こった不可解な殺人事件を追ううちに、封印された歴史に足を踏み入れていく・・









