気候変動フィクション(天候スリラー)&自然災害(震災後文学)小説

気候変動などの天候や、自然災害ディザスターをテーマにした作品をまとめています。

天候・気候スリラー、気候変動フィクションなどのクライメイト・フィクション、天災や震災後文学などの小説を掲載しています。

気候変動フィクション

「HUJAN 雨」 テレ・リエ(著)

悠光堂
発売日:2024/10/10

インドネシアのベストセラー作家による友情、愛、別れ、雨の物語

2042年、古火山の巨大噴火で、世界中が被災する。両親を亡くした少女・ライルは、少年・エソックと出会う。ライルは、未成年避難者施設へ身を移し、エソックは養子となり、大学進学後は忙しくしていた。それぞれの環境で生きる2人は、再びおとずれた地球の危機的な状況にどう生きるのか!?・・

 

「氷」 アンナ・カヴァン(著)

筑摩書房
発売日:2015/3/10

不条理な状況を含みつつ、氷をめぐる気候変動なども描いた破滅SF小説ーー

氷が全世界を覆いつくそうとしていた。私は少女の行方を必死に探し求める。恐ろしくも美しい終末とは!?・・ 夏に雪が降るなどの気候変動。

 

「骨を引き上げろ」 ジェスミン・ウォード(著)

作品社
発売日:2021/9/2

2011年 全米図書賞 受賞作

女性として初、アフリカ系アメリカ人として初の2度の全米図書賞受賞者

子を宿した15歳の少女・エシュ。アメリカ南部の過酷な社会環境に立ち向かう家族たち。彼らの運命を一変させる巨大ハリケーン・カトリーナの襲来ーー

 

「野生の暗き岸辺」 ソーニャ・ハートネット(著)

小学館
発売日:2026/8/4

2026年エドガー賞最終候補、豪州発の傑作文芸ミステリー

目も眩むほど美しく荒々しい自然と、世界が消え去る刹那ーー

気候変動の激化する近未来、タスマニアと南極の中間地点に位置するシーアウォーター島。水没が迫る孤島に棲むソルト一家と研究者たち。ある日、1人の女性が島の海岸に打ち上げられた。この女性は一体だれなのか。謎の女性・ローワンが、ソルト一家の秘密を暴くとき、過去が動き出し!?・・

 

「雲(CLOUD)」 エリック・マコーマック(著)

東京創元社
発売日:2019/12/20

奇想天外なストーリーの奇譚小説

スコットランドの血をひくカナダ人作家の幻想的で一風変わった小説。

旅先で見つけた1冊の古書。「黒曜石雲」という本には、19世紀スコットランドで起きた謎の気象現象が書かれていた。グラスゴーのスラムで生まれた主人公の人生が回想されていく・・

気候変動SF

「ターミネーション・ショック」 ニール・スティーヴンスン(著)

パーソナルメディア
発売日:2025/10/15

SFが読みたい!2016年版【海外篇】第18位

「スノウ・クラッシュ」で“メタバース”を生んだ著者が描く、気候変動フィクション

地球温暖化が深刻化した近未来が舞台。世界が気候変動による海面上昇や異常気象に苦しむ中、登場人物たちが、それぞれの立場で地球規模の危機に立ち向かう。

 

「未来省」 キム・スタンリー・ロビンスン(著)

パーソナルメディア
発売日:2023/9/19

SFが読みたい!ベストSF 2023【海外篇】第4位

人類 vs 気候変動の近未来小説

2025年、国連に、通称「未来省」が設立される。大熱波により、2,000万人が犠牲に・・ 新しいテクノロジーで、沸騰化する地球を救えるのか!?ーー

 

「第四間氷期」 安部 公房(著)

新潮社
発売日:1970/11/27

日本で初めての本格長編SF

現在にとって未来とは何か!? 文明の行きつく先にあらわれる未来は天国か地獄か!?ーー

薔薇色の未来を盲信して現在に安住しているものを痛烈に告発し、衝撃へと投げやる異色のSF

 

震災後文学(自然災害・ディザスター)

「想像ラジオ」 いとう せいこう(著)

河出書房新社
発売日:2015/2/6

野間文芸【新人賞】受賞作

東日本大震災を背景に、生者と死者の新たな関係を描き出し、ベストセラーとなった著者の代表作。

 

「ムーンナイト・ダイバー」 天童 荒太(著)

文藝春秋
発売日:2019/1/4

フクシマの原発避難区域圏内にも入って取材し書かれた、著者の新たな代表作

瀬奈舟作は、震災から4年半が経った地で、被災者たちの遺留品を回収するダイバーをしていた。ある日、舟作の前に、遺族のひとりの透子という美しい女性が現れる。彼女はなぜが、亡くなった自分の夫の遺品を探さないでほしいと言い!?・・

 

「夜間旅行者」 ユン・ゴウン(著)

早川書房
発売日:2023/10/4

被災地を巡るダークツアーを担当するヨナは、自社企画の査定を命じられベトナムへ向かう。企画は新味に欠け、会社に打ち切りを提案しようとするが、たまたまひき逃げ事件を目撃したことで、謎の一味に新たなダークツアーを「捏造」するよう脅迫され!?・・

 

「神様 2011」 川上 弘美(著)

講談社
発売日:2011/9/21

2011年の福島原発事故を受け、新たに生まれ変わった1993年のデビュー作「神様」

くまにさそわれて散歩に出る。「あのこと」以来、初めてーー

2011年。わたしはあらためて、「神様2011」を書きました。原子力利用にともなう危険を警告する、という大上段にかまえた姿勢で書いたのでは、まったくありません。それよりもむしろ、日常は続いてゆく、けれどその日常は何かのことで大きく変化してしまう可能性をもつものだ、という大きな驚きの気持ちをこめて書きました。 ~「あとがき」より~