アガサ・クリスティー賞の歴代受賞作品を一覧で掲載しています。
2020年に、アガサクリスティーのデビュー100周年で節目の年となりました。
そんな、アガサ・クリスティー賞の歴代受賞作などをまとめています。
アガサ・クリスティ賞とは!?
アガサ・クリスティ賞は、英国アガサ・クリスティ社の協力のもと、株式会社「早川書房」と公益財団法人「早川清文学振興財団」が主宰する長編推理小説の公募新人賞です。
2010年に創設され、新人作家の発掘や育成が目的となっています。
本格ミステリー、サスペンス、冒険小説、スパイ小説などのアガサ・クリスティの伝統を受け継いだミステリー小説が対象です。
デビュー前のアマチュアと多数の著書のあるプロが、同じフィールドで競うこともある賞となっています。
2025年(第15回)アガサ・クリスティー賞 受賞作
2025年(第14回)受賞作: 注目!「ボスポラス 死者たちの海峡」 川瀬 美保(著)
憂愁の都市、イスタンブール。自殺した日本人音楽家の不可解な遺書を、オヌール警部補や漫画オタクのジャン巡査部長が捜査を始める。やがて、在トルコ日本人たちの複雑な人間関係などが見えてきて!?・・
歴代受賞作品一覧
2024年(第14回)受賞作: 「マリアを運べ」 睦月 準也(著)
17歳の運び屋・風子。依頼により、ある荷物を運ぶことになる。彼女は、持ち前の運転技術を駆使し、長野県の諏訪を目指す。ヤクザ、新興宗教、某国のスパイなどが荷物を狙うが、依頼を完遂できるのか!?ーー
2023年(第13回)受賞作: 「時の睡蓮を摘みに」 葉山 博子(著)
1936年、仏領インドシナで地理学を学ぶ滝口鞠は、外務書記生の植田、商社マンの紺野、憲兵の前島達と関わり、植民地の非常な現実に触れていく。世界大戦の時代に生きる日本人女性の運命!?ーー
2023年(第13回)【優秀賞】: 「機工審査官テオ・アルベールと永久機関の夢」 小塚原 旬(著)
発明詐欺が横行する18世紀。機工審査官テオは、処刑された父の汚名をぬぐうため、永久機関を追究するが!?・・
2022年(第12回) 受賞作: 「そして、よみがえる世界。」 西式 豊(著)
近未来特殊設定ミステリ
脳神経外科医の牧野は、視覚を失った少女エリカの手術に成功するが謎の黒い影の幻影に脅かされるようになる・・
2021年(第11回) 受賞作: 「同志少女よ、敵を撃て」 逢坂 冬馬(著)
[2022年] 本屋大賞受賞作
1942年、モスクワ近郊の農村の少女の冒険&成長小説大作
独ソ戦が激化する中、ドイツ兵士に親を殺され、ソ連の狙撃兵となるセラフィマの物語。
やがて、スターリングへ向かうが!?・・
2020年(第10回) 受賞作: 「地べたを旅立つ」 そえだ 信(著)
ミステリー要素とロードノベル要素の混在
小樽市で刑事課勤務の勢太が交通事故にあい、目覚めるとロボット掃除機になっていた・・・
2020年(第10回)【優秀賞】: 「ヴェルサイユ宮の聖殺人」 宮園 ありあ(著)
18世紀フランス、元総女官長マリー=アメリーは、ヴェルサイユ宮の自室でオペラ座演出家の刺殺体を発見する。。密室状態の現場には謎のダイイング・メッセージと気絶した陸軍大尉ボーフランシュが!?・・
歴史の光と闇を描き出したミステリ。
2019年(第9回) 受賞作: 「月の落とし子」 穂波 了(著)
クリスティー賞史上、最大のスケールで描かれる超災害ミステリー
千葉県の船橋市に、月からの落とし子が落ちてくるというSF小説です。突然死する宇宙飛行士、墜落する宇宙船、蔓延する致死病原体。
予言ではありませんが、新型コロナ、千葉県習志野への隕石落下などが起こる以前に書かれた小説だと思うと、設定だけでもすごい偶然だなと思います。
2019年(第9回) 受賞作: 「それ以上でも、それ以下でもない」 折輝 真透(著)
2019年(第9回)アガサ・クリスティ賞は、初のW受賞となりました。
1944年、ナチス占領下のフランス。中南部の小さな村でレジスタンスの男が殺される。祖国解放のために闘うレジスタンスの殺害が露見すれば住民が疑心暗鬼になってしまう・・ 戦時下で困窮する村が混乱することを恐れた神父は、事件の隠蔽をはかる。村を守るため孤独と葛藤する神父の結末は!?・・
2018年(第8回) 受賞作: 「入れ子の水は月に轢かれ」 オーガニックゆうき(著)
2017年度も最終選考に残りながら受賞を逃した著者の受賞作です。
2017年(第7回) 受賞作: 「窓から見える最初のもの」 村木 美涼(著)
2016年(第6回) 受賞作: 該当作なし
2015年(第5回) 受賞作: 「うそつき、うそつき」 清水 杜氏彦(著)
デビュー作。小説推理新人賞とダブル受賞
ディストピア青春ミステリー。近未来の社会を生きる少年の成長と苦悩・・
2014年(第4回) 受賞作: 「しだれ桜恋心中」 松浦 千恵美(著)
ひとつの演目に込められた想いが引き起こす悲劇ーー
若手文楽人形遣いの屋島達也は、師匠・吉村松涛のもとで修業の日々をおくっていた。ある日、達也は、怪しげな魅力を持つ花魁の文楽人形「桔梗」を見つける。桔梗は、「しだれ桜恋心中」という演目専用に作られた特別な人形らしい。しかし、約60年前に「しだれ桜恋心中」が上演された際、技芸員が次々と不審死を遂げていたことを知る。一方、日本文楽協会は、補助金削減問題に揺れていて!?・・
2013年(第3回) 受賞作: 「致死量未満の殺人」 三沢 陽一(著)
正統派本格ミステリー。雪の山荘で悪女に毒を盛ったのは誰か!?・・
2012年(第2回) 受賞作: 「カンパニュラの銀翼」 中里 友香(著)
1920年代の英国が舞台のゴシックロマン。ミステリ要素を持った幻想小説
資産家の替え玉として名門大学で学び、「血のつながらない妹」のため、実の兄のふりをして通いつめるが・・・
2011年(第1回) 受賞作: 「黒猫の遊歩あるいは美学講義」 森 晶麿(著)

















