【恐竜&化石がテーマの小説】古生物学者・考古学博士の物語も

恐竜や化石など、古生物をテーマにしている物語をまとめています。

古代のロマンに興味のある方におすすめの小説です。

SFちっくな作品や短編、評伝など、古生物学者・考古学博士の物語も。

【恐竜】がテーマの物語

「白亜紀往事」 劉 慈欣(著)

白亜紀往事
早川書房
発売日:2023/11/21

中華SF界の巨匠で「三体シリーズ」でもお馴染みの作家による恐竜関連小説

種の存亡をかけた戦いを描く幻想の白亜紀

恐竜と蟻が、高度な文明を築き、地球を支配していたもう一つの白亜紀。共存していたが、2つの文明は深刻な対立に陥り!?・・

 

「午後の恐竜」 星 新一(著)

午後の恐竜
新潮社
発売日:1977/5/30

恐竜をテーマにした物語など全11編

地球の運命をシニカルに描く。現代社会に突然、巨大な恐竜が次々と出現!集団幻覚か!? 立体テレビの放映か!?ーー「午後の恐竜」他、「狂的体質」「戦う人」「契約時代」「理想的販売法」「幸運のベル」など..



【化石】がテーマの物語

「化石少女と七つの冒険」 麻耶 雄嵩(著)

化石少女シリーズ第2弾

恋愛ありの青春・学園ミステリ

化石オタクの神舞まりあは、部員わずか1人という古生物部を率いていた。そこに何故か加入してきた1年生。まりあは、彼をワトソン役に女子高生探偵として、学園の相次ぐ怪事件に挑むが!?・・

 

「メアリー・アニングの冒険 恐竜学をひらいた女化石屋」 吉川 惣司(著) 矢島 道子(著)

恐竜学に多大な貢献をした実在人物の評伝

19世紀イギリス。メアリー・アニングは、今に至る恐竜ブームの先駆けとも言える化石を大量に掘り起こし、ビジネスにしていた。彼女が掘り出したイギリス南西部・ライムの海岸の化石は、ロンドンの博物館に展示されている。今日の恐竜学に大変な貢献をした人物の生涯とは!?・・

 

古生物・考古学者小説

「ライトニング・メアリ 竜を発掘した少女」 アンシア・シモンズ(著)

[2020年] STEAM児童文学賞 最優秀ミドルグレード作品賞 受賞作

実在した古生物学者、メアリ・アニングの少女時代の物語

メアリ・アニングは、観光や避暑でくる客に売りつける「珍しい石」を、ライム・リージスの海岸で見つける仕事を手伝う。これらの化石が、大昔の生物では?と考えたメアリは、身分を超え友情を結んだヘンリーやエリザベスと、地質学や自然科学への情熱を育んでいき!?・・

 

「もがいて、もがいて、古生物学者!! ーみんなが恐竜博士になれるわけじゃないからー」 木村 由莉(著)

笑って泣ける痛快成長ストーリー

国立科学博物館に所属する古生物学者に憧れた女性(著者)の自伝

映画「ジュラシック・パーク」と伝説の恐竜ハンター、ロイ・チャップマン・アンドリュースに憧れて「恐竜博士」になると決めた女の子が、挫折と奮闘の末、研究者になるまでを綴ったサクセス(途中)ストーリー。

 

「僕とアンモナイトの1億年冒険記」 相場 大佑(著)

僕とアンモナイトの1億年冒険記
イースト・プレス
発売日:2023/1/18

アンモナイト研究者の冒険的研究エッセイ

新種のアンモナイト化石の名づけ親になったり、博物館で展示を作ったり、古生物学研究も。

時に悩みながらも古生物学研究を一歩ずつ進めていく。

 

マンガ(漫画)

「瑠璃の宝石」 渋谷 圭一郎(著)

瑠璃の宝石
KADOKAWA
発売日:2020/10/15

本格サイエンスアドベンチャー

女子高生のルリは、宝石やアクセサリーが好きで、山や川、洞窟へ、鉱物採集の世界に飛び込んでいく。水晶、ガーネット、砂金などの鉱物が登場し、専門のツールを用いた採集シーンも魅力満載!