【世界史】歴史小説25選|古代ローマ帝国、中世ヨーロッパ、中国史など

世界の歴史小説から、おすすめタイトルをまとめています。

古代ローマや中世ヨーロッパ、中国史などの歴史小説が豊富です。

近刊を中心に、読んでおきたい歴史小説を掲載しています。

世界の歴史小説おすすめ

古代ローマ歴史小説

「アウグストゥス」 ジョン・エドワード・ウィリアムス(著)

アウグストゥス
作品社
発売日:2020/9/2

第24回(1973年)全米図書賞 受賞作

ローマ帝国の初代皇帝となったアウグストゥスを描いた歴史小説

世界史に名を刻む男の生涯。養父カエサル(ジュリアス・シーザー)を継いで地中海世界を統一し、ローマ帝国初代皇帝となった男。彼を取り巻く人々と彼の生涯とは!?--

 

「カエサル 内乱記」 高橋 宏幸(著)

カエサル・内乱記
岩波書店
発売日:2026/4/17

「ガリア戦記」に続く、カエサルが自ら記した不朽の古典

紀元前49年、ルビコーン川を渡り、ポンペイウスとの戦いへと向かうカエサル。全ローマを揺るがす内乱の勃発から、地中海世界各地での息づまる攻防、エジプトにおけるポンペイウスの死までを描く。

 

「新訳 ジュリアス・シーザー」 シェイクスピア(著)

新訳.ジュリアス・シーザー
KADOKAWA
発売日:2023/6/13

古代ローマの独裁官、ジュリアス・シーザーの歴史小説

「おまえもか、ブルータス?」の名言で知られる歴史的暗殺事件の裏側。

古代ローマの独裁官シーザー。内戦の勝利での凱旋で、市民の熱狂的な歓迎を受ける。一方、シーザーに恨みを抱くキャシアスにそそのかされ、シーザー暗殺を決意するブルータスだが!?-

政治指導者暗殺を予言したシェイクスピアの衝撃作。

 

「テオドラ:女優からビザンツ皇后、聖人へ」 デイヴィッド・ポッター(著)

ビザンツ帝国の皇后・テオドラの生涯ーー

ラヴェンナの有名なモザイクで知られる、ビザンツ帝国の皇后テオドラ。ユスティニアヌスの片腕として、多くの障害を乗り越え、信じがたい権力を手にする。初期ビザンツ研究の成果を取り入れ、踊り子から、重大な宗教論争の解決のために中心的な役割を果たし、旧西ローマ帝国領の再征服や教会の統一などのユスティニアヌスの治績に、関与した生涯を見つめなおす。

 

西洋の歴史小説

「獅子王アレクサンドロス」 阿刀田 高(著)

獅子王アレクサンドロス
講談社
発売日:2000/10/1

最強の武将・アレキサンダー大王の生涯を描いた歴史小説

紀元前4世紀、わずか10年余でギリシアからインドに及ぶ大帝国を築き上げたアレキサンダー大王。少年の時の師は、哲人アリストテレス。

最強の武将、アレキサンダー大王の知性、勇気とは!?--

壮大なスケールで描く歴史長編小説。

 

「ナポレオン 1 台頭篇」 佐藤 賢一(著)

ナポレオン1・台頭篇
集英社
発売日:2022/6/17

直木賞作家、佐藤賢一による歴史小説

西洋歴史小説の第1人者と言われる著者の最新作です。

他にも、「テンプル騎士団」「ハンニバル戦争」など名作を多く執筆。

 

「皇帝フリードリッヒ二世の生涯」 塩野 七生(著)

皇帝フリードリッヒ二世の生涯
新潮社
発売日:2019/12/23

「ロードス島戦記」「コンスタンティノープルの陥落」「レパントの海戦」など、数々の歴史小説で知られる塩野七生の近著

神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世の生涯を描く傑作歴史長編

12世紀後半、神聖ローマ皇帝とシチリア王女の間に1人の男子が生まれる。両親を早く失い、絶大な権力を持つ法王の後見を受けるが、十字軍遠征で剣でなく交渉を選んだことで反感を買い、破門にされてしまう・・

生涯を反逆者として生きた男の傑作伝。

 

「二都物語」 チャールズ・ディケンズ(著)

チャールズ・ディケンズの名作

パリ、ロンドンの二都を舞台に展開する傑作。

フランス革命前後。フランス貴族の子でありながら家名を棄てて渡英したチャールズ・ダーニー、人生に絶望した弁護士シドニー・カートンの2人は、バスティーユに18年の幽閉生活を送ったマネット老人の娘ルーシーに思いを寄せる。フランスでは、大革命の日が迫っているが!?ー

 

「運命の騎士」 ローズマリ・サトクリフ(著)

運命の騎士
岩波書店
発売日:2009/8/18

名作歴史小説

11世紀末を背景に、2人の若い騎士の生涯をかけた友情を描くーー

ノルマン人によるイギリス征服の時代。孤児のランダルは、領主・エベラールの孫・ベービスの小姓となり、騎士修業に入るーー

 

「スコットランド物語」 ナイジェル・トランター(著)

スコットランド物語
大修館書店
発売日:1997/6/1

スコットランド作家による歴史小説

古代ケルト王国~大英帝国頃の19世紀までの長い歴史。スコットランドの自然環境や人間性、歴史などが豊富な物語。スコットランド史の入門書としてもおすすめです。

 

17世紀頃のイングランド

「ウルフ・ホール」 ヒラリー・マンテル(著)

[2009年] 英ブッカー賞 受賞作

全米批評家協会賞 受賞作

希代の政治家トマス・クロムウェルを描いた傑作

1520年代、イギリス、ロンドン。息子が産まれず悩むヘンリー八世。王妃との離婚を願うが、教皇の反対により、離婚協議は進まない。。自らの才覚だけで生きてきた男、トマス・クロムウェル。戦略家として長けている彼は、ヘンリー八世に目をかけられるようになるが!?・・

 

「罪人を召し出せ」 ヒラリー・マンテル(著)

罪人を召し出せ
早川書房
発売日:2013/9/20

[2012年] ブッカー賞 受賞作

ブッカー賞受賞作「ウルフ・ホール」に続き、トマス・クロムウェルの人生を描く傑作

歴史小説。16世紀英国、国王・ヘンリー8世が世継ぎを望む中、王妃の不貞の噂が宮廷をかけめぐり!?・・

 

「影を呑んだ少女」 フランシス・ハーディング(著)

17世紀英国のピューリタン革命下が舞台

カーネギー賞最終候補作の歴史ファンタジー

ハーディング翻訳の3冊目で、2020年発刊の比較的、新しい小説です。

 

「エドマンド・ゴドフリー卿殺害事件」 ジョン・ディクスン・カー(著)

エドマンド・ゴドフリー卿殺害事件
東京創元社
発売日:2007/3/1

 古典推理小説の巨匠、ジョン・ディクスン・カーが17世紀イングランドで起きた「エドマンド・ゴドフリー卿殺害事件」を絡めたミステリーです。

 

「火の柱」 ケン・フォレット(著)

火の柱
扶桑社
発売日:2020/3/1

16世紀中頃のイングランドが舞台となっています。

「大聖堂」で知られるケン・フォレットの小説で、ヨーロッパにおけるカトリックとプロテスタントの熾烈な構造関係がわかります。



古代エジプト歴史小説

おすすめ!「エジプト人 シヌヘ」 ミカ・ヴァルタリ(著)

エジプト人・シヌヘ
静風社
発売日:2024/5/10

古代エジプト文明が絡んだ歴史エンターテイメント

ファラオ、神官など、史実に基づく世界的ベストセラー

古代エジプト文明の新王朝時代末期に生まれた主人公・シヌヘの一代記。テーベで医師になり、シリア、バビロン、ヒッタイト、クレタ島への壮大な旅が始まる!ーー 実在した人物と物語の虚実融合する壮大な歴史エンターテイメント小説。

 

「太陽の王ラムセス」 クリスチャン・ジャック(著)

ラムセス2世を描いた歴史小説

古代エジプトが舞台の壮大な歴史ロマン

紀元前1300年頃。エジプトのファラオ、セティー1世の次男として生をうけたラムセス2世。険しく危険に満ちたファラオへの道を歩み始めるが!?・・

 

古代オリエント歴史小説

おすすめ!「夢の王国 彼方の楽園 マッサゲタイの戦女王」 篠原悠希(著)

紀元前6世紀の中央アジア、古代オリエントの一大叙事詩

実在の遊牧国家の女王・トミュリスと、史上初の世界帝国・アケメネス朝ペルシャの建国者・キュロス大王の人生ーー

帝国の滅亡と勃興、古代オリエントの壮大な歴史を軸、波乱の女王の生涯とは!?ー

マッサゲタイ国王に嫁ぐことになったタハーミラィ。メディア帝国の都で、運命的な出会いを果たす。「いつか夢の王国を作る」と語る男の正体が知れた時、タハーミラィは、戦乱の渦に巻き込まれていき!?・・

 

おすすめ!「シナン」 夢枕 獏(著)

シナン
中央公論新社
発売日:2007/11/1

巨匠、夢枕獏の歴史人物小説

東洋と西洋が交わるイスタンブールが舞台の歴史小説

「アヤ・ソフィア寺院」やビザンツ建築の最高峰と言われる「セリミエモスク」など、数多くのモスクを建造したミマール・スィナンの小説。

オスマントルコ最盛期の第10代皇帝「スレイマン1世」の命によりスレイマニェモスクも建造しています。

100歳で死ぬまで、477もの建造物を造っています。

 

「さらば、アルハンブラ―深紅の手稿」 アントニオ・ガラ(著)

プラネタ賞(スペイン語の文学賞)受賞作

イスラム・スペイン最後のスルタンを描く歴史小説のベストセラー

スペインのイスラム教最後の王国グラナダの終焉となったナスル朝。そのナスル朝最期の王であるボアブディルは、イスラム・スペインのラストエンペラーとなり、1492年、グラナダをカトリック両王に渡すことになる。

 

アジアの歴史小説

「小説十八史略」 陳 舜臣(著)

小説十八史略
講談社
発売日:2012/5/29

中国の十八の正史を描いた小説《全6巻 完結セット》

中国中原に君臨した神々。やがて殷になり、周となる。その周も大動乱となり、秦に統一される。項羽、劉邦が出てきて、漢の誕生。その後、三国志時代へと繋がり!?--

中国の歴史を網羅したシリーズで、中国史に興味がある人におすすめ

 

「運命・幽情記」 幸田 露伴(著)

このミステリがすごい!2025年版【海外篇】第1位を獲得した「両京十五日」前日譚とも言える作品

北京に遷都し、紫禁城を創設した朱瞻基の祖父(永楽帝)

中国、明朝の第2代皇帝・建文帝と、叔父で、第3代皇帝・永楽帝との覇権をめぐる争い。敗れて僧となり、雲南の地を彷徨う建文帝の姿などを描いた傑作。

 

「煬帝」 塚本 青史 (著)

第1回(2012年)歴史時代作家クラブ賞【作品賞】受賞作

中国歴史ロマン大作

隋帝国を2代で滅亡させた皇帝。聖徳太子が贈った遣隋使の手紙に激怒したことでも知られる暴君の波乱に満ちた生涯・・ 聡明で美しい少年が、中国最凶の暴君に!?--

隋帝国を破滅させ、「中国最強の暴君」と言われた皇帝の生涯。

 

「楊貴妃伝」 井上靖(著)

楊貴妃伝
講談社
発売日:Kindle版

名作「敦煌」でも知られる巨匠の楊貴妃を描いた歴史小説

唐代の壮大な叙事詩

白居易の傑作「長恨歌」に歌われた玄宗皇帝と愛妃・楊貴妃。権力さえも手中にした貴妃の、波瀾に満ちた生涯。絢爛な絵巻のごとく描かれた歴史小説。

 

「三国志」 吉川 英治(著)

三国志
講談社
発売日:2014/5/12

全12巻完全版/地図付

三国志の世界を描いた原点となる作品

中国は後漢、霊帝の代。劉備、関羽、張飛の3人が出会い、誓いを立て、激動の時代を突き進む。後漢末期~魏呉蜀の三国が鼎立、諸葛亮が五丈原で没するまで。

中国、三国志の壮大な世紀のドラマ。

 

「チンギス紀〜火眼」 北方 謙三(著)

チンギス紀一火眼
集英社
発売日:2018/5/25

北方謙三氏によるチンギス・ハンの壮大な物語です。

2018年の春に始まったシリーズ

最新刊は「チンギス紀 十七 天地です。

 

「モンゴル人の物語 第一巻」 百田 尚樹(著)

モンゴル人の物語
新潮社
発売日:2025/4/24

百田尚樹氏の描くチンギス・カンの実像とはーー

巨編シリーズの第1巻

世界史に突如姿を現したモンゴル民族による壮大な征服劇、少数の遊牧民族の集団から、ユーラシア大陸の多くを支配する大帝国へ、いかにして成し遂げられたのか!?・・

 

「白村江」 荒山 徹(著)

日本歴史時代作家クラブ賞【作品賞】受賞作

[2017年] 歴史・時代小説ベスト10(週刊朝日)第1位

本屋が選ぶ時代小説大賞2位

朝鮮半島の歴史を描いた歴史大河小説

660年、唐・新羅連合軍により百済は滅亡する。王とその一族は長安に送られ、遺された王族は倭国に亡命していた豊璋ただ一人となる。新羅、高句麗、倭。それぞれの国の思惑が入り乱れ!?・・ 大化の改新、朝鮮半島の動乱、白村江の戦い、歴史の裏でうごめく陰謀とは!?-