英国推理作家協会賞は、複数回受賞している作家が数人います。
例えば、マイケル・ロボサムは、2021年にスチール・ダガー賞を受賞しましたが、過去に2度ゴールド・ダガー賞を受賞しています。
ミック・ヘロンは、2013年に「死んだライオン」でゴールド・ダガー賞を受賞し、「Spook Street」で2017年のイアン・フレミング・スチール・ダガー賞を受賞しています。
ピエール・ルメートルも部門は違いますが、複数回受賞しています。
歴代(過去)受賞作品一覧
Gold Dagger 2025 WINNER
日本作品で初の快挙(受賞)【翻訳小説部門】となりました。
第1回 みんなのつぶやき文学賞【国内篇】第2位
2021年序盤に話題になったハードボイルド・バイオレンス小説です。バイオレンス(暴力)とアクションのパワー溢れる作品ながら最後は!?・・
2025年から新設されたWhodunnit Dagger(フーダニット・ダガー)賞です。
謎解き・フーダニットに特化した部門となります。
イギリスの作家、リサ・ホール氏の「The Case of the Singer and the Showgirl」が部門、初の受賞作に選ばれました。
アメリカの女性作家、ウナ・マニオンさんに決定しました。未邦訳となります。
このミステリがすごい!2026年版【海外篇】第10位
ミステリが読みたい!2026年版【海外篇】第11位
虚実混交のジャズ・ノワール
1961年、ニューヨーク。ジャズ全盛のハーレムで麻薬密売人をするクライドは、自身が犯した殺人を後悔していた。そんな折、ジャズ界の庇護者パノニカから願いを訊かれ、過去に思いを馳せる。1936年、トランペッターを志し都会に出てからの日々、歌姫に出会ってからの日々とは!?・・
21世紀の最前線をゆく傑作警察捜査小説
昔気質の刑事である警視正のキャット・フランク。彼女は、新設の捜査チームを率いることになり、ロックという名の人工知能に出合う。この新世代の「捜査官」は、統計データに基づいて事件解決を支援するのだという。刑事の直感を信じるキャットと合理性を重視するロック。相反するふたつの頭脳が挑むのは、未解決失踪事件だが!?・・
米南部ジョージア州サヴァナを舞台にしたゴシック・ミステリ
ある夜、ホームレスの青年が殺害され、考古学者の黒人女性が拉致される。土地開発業者のグスマンが逮捕されるが、探偵事務所の老婦人モルガナに真相解明を依頼する。やがて、歴史の大きな闇が見えてきて!?・・
著者の他の作品に、1995年度アメリカ探偵作家クラブ新人賞を受賞した「ケイヴマン」や「陪審員」などもあります。
スパイ小説の要素を加えた冒険小説
世界で最も恐れられているエージェント“17”。“15”までの暗殺者は、次の番号のエージェントたちによって殺されてきたが、“16”だけは殺されることなく姿を消していた。“16”の跡を継いだ“17”の次の任務は、とある作家の暗殺だが!?・・
著者は、「アックスマンのジャズ」で英国推理作家協会賞【最優秀新人賞】も受賞しています。
「ストーンサークルの殺人」「ブラックサマーの殺人」「キュレーターの殺人」に続く翻訳、第4作目
サミット関係者の男が売春宿で殺される。。テロを警戒する政府は、ポーに捜査を命じる・・ ポーは、3年前の強盗殺人との関連を疑うが!?-
2019年「ストーンサークルの殺人」でゴールドダガー賞を受賞
[2023年版] このミステリがすごい!【海外編】第3位
著者のデビュー作で「21世紀のアガサ・クリスティー」とも評される1冊
[2023年版] このミステリがすごい!【海外編】第1位
ミステリでありながら、成長小説、教養小説の要素もある人間ドラマ。
クリスウィタカーは、過去にも「消えた子供 トールオークスの秘密」で英国推理作家協会賞新人賞を受賞しています。
2020年ゴールド・ダガー賞「天使と嘘」の続編
〈サイラス&イーヴィ〉シリーズ第2作
マイケル・ロボサムは、過去に2度のゴールド・ダガー賞を受賞
インドのムンバイが舞台の歴史ミステリ
1949年、インドが共和国になる以前。外交官のジェームズ卿が殺された。。インド初の女性警部ペルシス・ワディアが捜査に乗り出すが、インドの共和国化へ向け独立運動の動きが高まり・・
マイケル・ロボサムは、2度目のゴールド・ダガー受賞となっています。
1作目は、2015年の「生か死か」で受賞しています。
2020年(第11回)翻訳ミステリー大賞 受賞作
ロードノベルの要素も含んだクライムノベル
2022年に「グレイラットの殺人」で、イアン・フレミング・スチール・ダガー賞を受賞
ストーンサークルで見つかる死体から始まる連続殺人。26年前の事件が関係している!?予想外の犯人像が浮かび上がる!?・・
1919年英国領・インドのカルカッタ(現コルカタ)が舞台の歴史ミステリー
北アイルランドのミステリー作家、スティーブ・キャヴァナー氏の「The Liar」が受賞しました。
2018年アメリカ探偵作家クラブ(エドガー)賞 受賞作
現代アメリカの問題となっているヘイトクライムなどと通ずるアフリカ系アメリカ人への差別など、現実社会を扱ったミステリー小説です。テキサスの土壌も感じられる1冊です。
1975年、冷戦下の東ベルリン。ベルリンの壁のそばで少女の死体が見つかる。女性刑事が捜査をするうち、分断国家の闇が見えてくる!?・・
オーストラリアが舞台のフーダニット
旱魃など、土地柄や空気感が伝わるミステリーです。
オーストラリアの小さな田舎町で起こる事件。密接な人間関係から見えてくる問題点。故郷に戻ってきた警部が捜査を始めるが!?・・
このミステリーがすごい!2018年版【海外編】第3位
クライムロードノベルの傑作
アメリカ西海岸から裏切り者を殺すため、2000マイルの長い旅へ・・
このミステリーがすごい!2017年版【海外編】第2位
メキシコ麻薬戦争の壮大なクライムノベル「犬の力」3部作の第2弾
クライムノベルの帝王、ドン・ウィンズロウによる傑作。
ゴンクール賞 受賞作
フランスで最も名誉ある賞で、ノーベル文学賞、ブッカー賞と並び、世界3大文学賞とも言われています。
英国推理作家協会賞の受賞&ノミネート共に常連作家で、2020年にもゴールド・ダガー賞を受賞しています。
アメリカのアトランタが舞台の犯罪小説
新ミステリーの女王とも言われるカリン・スローターは、アメリカ南部アトランタ出身の作家です。
デビュー作「悲しみのイレーヌ」、「その女アレックス」のヴェルーヴェン警部シリーズ3部作の最終作です。
英国推理作家協会(CWA)賞【最優秀新人賞】を受賞した著者が、2作連続で栄冠に輝きました。
ミック・ヘロンは、英国推理作家協会賞のノミネート常連作家でもあります。
マルタの鷹協会ファルコン賞受賞作
このミステリーがすごい!2015年版 第3位
5年前のマレーシア、クアラルンプールでの銀行襲撃計画と現在の時限紙幣追跡。2つの物語が並行する傑作ノワール。
続編に、「ゴーストマン 消滅遊戯」があります。
内気な少年ラリーと野球好きのサイラス。25年後に自動車整備士として働くラリーは、街の有力者の娘の失踪事件で疑いの目を向けられる。。治安官になったサイラスは事件の捜査を進めるが!?・・
[2011年] アメリカ探偵作家クラブ(MWA)エドガー賞 最優秀長篇賞
このミステリーがすごい!2013年版【海外編】 第1位
どんな錠も開けることが出来る才能のあるマイク。高校生になったマイクはプロの金庫破りの弟子となり解錠師になるが・・
英国推理作家協会(CWA)賞の各部門
英国推理作家協会賞(CWA)には、10の部門が存在します。
ゴールド・ダガー賞
最優秀長編作品に与えられる賞です。数ある部門の中でも、帯などで最も目にすることの多い賞かと思います。
イアン・フレミング・スチール・ダガー賞
その年の優れたスリラー小説、冒険小説、スパイ小説に与えられる賞。2002年に創設された賞です。
ヒストリカル・ダガー
最優秀歴史ミステリ賞となります。1999年に創設された賞です。
インターナショナル・ダガー賞
その年の最も優れた翻訳小説に与えられる賞です。優れた英語以外の作品に与えられます。2005年まではゴールド・ダガー賞に含まれていて、2006年に創設。
2020年からは、「CWA CRIME FICTION IN TRANSLATION DAGGER」に名前が変更されています。
ジョン・クリーシー・ダガー賞(ニュー・ブラッド・ダガー賞)
その年の優れた新人作家によるミステリ小説に与えられる賞です。設立当時のメンバーのジョン・クリーシーにちなみ、1973年に創設。































