【英国PEN翻訳賞】の受賞作を一覧で掲載しています。
日本人の受賞作も掲載しています。
英国作家団体「ペン(PEN)」が選定する翻訳賞受賞作で、2012年以降、英国の出版社が他の言語の書籍を多く入手することを推奨しています。
【英国PEN翻訳賞】受賞作一覧
英国 PEN翻訳賞 受賞作
インドネシアのフェミニズムの旗手による移動と境界をめぐる傑作
物語の展開はあなたが決める、ゲームブック形式の長編。ジャカルタで英語教師をしている「あなた」は悪魔から赤い靴を譲り受ける。どこへ行って何をするかはあなた次第の冒険。ニューヨークか、カリフォルニアか、アムステルダムの歓楽街に迷い込むのか!?・・
英国 PEN翻訳賞 受賞作
第61回(2024年)日本翻訳文化賞 受賞作
チベット発、シスターフッドの物語
ラサのナイトクラブで働く4人の女性達の共同生活。家父長制、ミソジニー、搾取、農村の困窮などの犠牲になりながら訪れる悲痛な運命・・ 傷を抱えながら生きる女性達の姿を描き出す。
[2021年度] 英国PEN翻訳小説賞 受賞作
チリの新鋭による科学小説
科学の常識をぬり替えた学者たちの奇妙な人生と、それぞれに訪れた発見。人類と自然界の「過剰さ」への傾向に関する考察
[2021年] 英国PEN翻訳賞 受賞作
マラソンでの五輪出場を目指した亡き祖父・李雨哲。日本統治下の朝鮮・密陽に生を受けた彼の姿を追い、路上を駆けることを決意した柳美里。ふたりの息づかいが時空を越え、日本と朝鮮半島の歴史がよみがえり!?・・
[2019年] 英国PEN翻訳賞 受賞作
[2018年] コロンビア・ビブリオテカ小説賞 受賞作
スペイン語圏屈指の実力派作家による問題作
人間と、自然の愛と、暴力。世界15か国以上で翻訳され、物議をかもした1冊。
2019年、収録の「湖面は鏡のように」で、英国PEN翻訳賞 受賞
マレーシアを代表する女性作家の11篇からなる短篇集
民族・宗教・国境などの境界をこえようと悩み、もがく女性達。
男性優位の社会の中で、イスラム化に急加速するマレーシアの現状。マレー人、華人、インド人で構成される多民族・多言語国家のマレーシアを知れる小説。
英国PEN翻訳賞 受賞作
北朝鮮在住の作家による体制批判の7つの短編小説集。
脱北者が命がけで書いた小説で、身内に原稿を託して韓国で発表しました。北朝鮮の人々の日常など、内情が伺える1冊です。







