どくミス!(旧)翻訳ミステリー【読者賞】歴代第1位作品一覧

どくミス!2025

翻訳ミステリー【読者賞】の歴代受賞作品を一覧で掲載しています。

第13回の2025年から、名前が「どくミス!」となったそうです。

「読者が選ぶ翻訳ミステリー大賞」の略だそうで、その年にいちばん読者に支持された作品が選ばれています。

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(旧)翻訳ミステリー【読者賞】第1位作品 一覧

第12回(2024年) 第1位 (2作品)

グレイラットの殺人
早川書房
発売日:2023/9/20

[2022年] 英国推理作家協会賞(CWA)イアン・フレミング・スチール・ダガー賞 受賞作

「ストーンサークルの殺人」「ブラックサマーの殺人」「キュレーターの殺人」に続く翻訳、第4作目。

サミット関係者の男が売春宿で殺される。。テロを警戒する政府は、ポーに捜査を命じる・・ ポーは、3年前の強盗殺人との関連を疑うが!?-

 

処刑台広場の女
早川書房
発売日:2023/8/17

<ハヤカワ>ミステリが読みたい!2024年版【海外篇】第6位

英国ミステリ界の内側に切り込み、英国探偵小説黄金時代を扱った書籍「探偵小説の黄金時代」で、MWA賞(研究・評伝部門)を受賞した著者の謎解きミステリ

1930年、ロンドン。突き止めた殺人者を死に追いやるとの黒い噂がある名探偵レイチェル・サヴァナク。新聞記者のジェイコブは、レイチェルの秘密を暴こうとするが、不可解な事件に巻き込まれ!?・・ 真実は「処刑台広場」に!?ーー

 

第11回(2023年) 第1位

辮髪のシャーロック・ホームズ
文藝春秋
発売日:2022/4/22

第9回(2023年)日本翻訳大賞 受賞作

香港が舞台のミステリ歴史小説

清朝末期の香港を舞台に、中国人の福邇(フー・アル)と華笙(ホア・ション)が事件を解決していく・・ 1880年代の香港の描写や歴史もわかるホームズ・パスティーシュ作品

もちろん、シャーロッキアンにもおすすめの華文ミステリです。

 

第10回(2022年) 第1位

自由研究には向かない殺人
東京創元社
発売日:2021/8/24

このミステリーがすごい!2022年版【海外編】第2位

謎解き青春ミステリ

高校生のピップは、自分の住む町で起きた5年前の17歳の少女の失踪事件を調べている。交際相手の少年が彼女を殺害し、自殺とされていたが、その少年と親しかったピップは、彼が犯人とは思えず無実を証明しようとするが!?・・

「優等生は探偵に向かない」「卒業生には向かない真実」の3部作の続編も発売。

 

第9回(2021年) 第1位

ザリガニの鳴くところ
早川書房
発売日:2023/12/5

2021年 本屋大賞【翻訳小説部門】第1位

このミステリがすごい!2021年版【海外編】第2位

ノースカロライナの湿地に暮らす少女を通して、アメリカの自然を感じられる小説。

 

第8回 2020年 第1位

指名手配
東京創元社
発売日:2019/5/11

LAの私立探偵「エルヴィス・コール」シリーズの第13作となります。

著者のロバート・グレイスは、アメリカ探偵作家クラブ生涯功労賞を受賞しています。

大評判となった「容疑者」「約束」に続く第3弾

 

第7回 2019年 第1位

カササギ殺人事件
東京創元社
発売日:2018/9/28

このミステリがすごい!2019年版【海外編】第1位

作家や出版社の人間も絡む極上ミステリ

本屋大賞【翻訳部門】、「このミステリーがすごい!2019年版」「ミステリが読みたい!2019年版」「週刊文春ミステリーベスト10 2018」「2019本格ミステリ・ベスト10」など、各種ミステリランキングで第1位を独占し、5冠を達成した人気文庫本

作中にミステリ作家が登場し、ミステリ小説が語られるという二重構造のミステリ小説。