ノーベル文学賞受賞作家など、ロシア文豪のロシア文学の古典的名作をまとめています。
5人のノーベル文学賞受賞者、ブーニン、パステルナーク、ショーロホフ、ソルジェニーツィン、ブロツキーが知られています。
ドストエフスキー、ブルガーコフ、ツルゲーネフ、プーシキン、ブルガーコフなどの作品
ロシア文学と作家【古典】
「罪と罰」 フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(著)
ドストエフスキーの代表作、世界文学の傑作
19世紀ロシア・リアリズム文学の代表的な作家のひとり。人間の内面の葛藤や矛盾を深く掘り下げたリアリズム。時代や設定が現実と根差した文学が、リアリズムの定義でもあります。
「カラマーゾフの兄弟」 フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(著)
文豪ドストエフスキーの作品には、「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」「白夜」、自信のシベリア流刑の経験を書いた自伝のような「死の家の記録」「地下室の手記」などがあります。
「戦争と平和」 トルストイ(著)
帝政ロシア末期の作家による世界文学の最高峰をなす名作
19世紀初頭、ナポレオンのロシア侵入という歴史的大事件により、発揮されたロシア人の民族性を、貴族社会と民衆の有り様を描いた一大叙事詩。
「ドクトル・ジヴァゴ」 ボリース・パステルナーク(著)
共産圏における禁書扱いにーー
反体制的な内容から、ソ連で発禁処分になりました。
のちにノーベル文学賞作家となったパステルナークの傑作スペクタクル。激動のロシア革命期を知識人として奇蹟的に生き抜き、ロシアの大地と人々の生活を描き切った作品。
1905年鉄道スト、1917年二月革命に始まる労働者蜂起、ボリシェヴィキ政権、スターリン独裁、大粛清ーー
「オネーギン」 プーシキン(著)
ロシア文学史上に輝く詩的小説の金字塔
可憐な少女・タチヤーナの恋情を踏みにじったオネーギン。彼は、のちにタチヤーナへの愛に目覚めるが、時すでに遅く、彼の恋が受け入れられることはなかった・・
他にも、「大尉の娘」などの作品があります。
「巨匠とマルガリータ」 ブルガーコフ(著)
ロシアの文豪・ブルガーコフ代表作のマジックリアリズム
20世紀ロシア最大の奇想小説、物語のるつぼ
春のモスクワ。悪魔がモスクワの街を大混乱に陥らせる。首は転がり、黒猫はしゃべり、ルーブル札が雨と降る。「巨匠」と呼ばれる小説家の愛人・マルガリータの前に、悪魔が現れ!?・・
「犬の心 怪奇な物語」 ミハイル・А・ブルガーコフ(著)
巨匠・ブルガーコフの発禁になっていた問題作
レーニンの死から1年後に執筆。ペレストロイカまで、ソ連国内では62年間発禁となっていた1冊です。
「父と子」 ツルゲーネフ(著)
プーチンが礼賛する文豪の代表作
ロシア文学の古典で、農奴解放前後と民主的文化の新時代への流れを描いた名作です。
父と子を通し、新旧の思想的価値観のぶつかりなど、帝政ロシアの世代間相克が哲学的背景を交えながらわかります。
「ロリータ」 ウラジーミル・ナボコフ(著)
禁書目録に追加されたり、禁止もしくは発禁になった書
「ロリータ」という言葉の語源になった作品
世界文学の最高傑作と呼ばれながら、誤解多き作品。中年男の少女への倒錯した恋を描く恋愛小説でありながら、ミステリーであり、ロード・ノヴェルでもある。
「青白い炎」 ウラジーミル・ナボコフ(著)
帝政ロシアに生まれ、亡命作家の生涯をおくったナボコフの実験的小説
「ロリータ」の著者による文学的遊戯に満ちた問題作
999行から成る長篇詩、前書きと膨大な註釈。索引まで付した学問的註釈書のような体裁の小説。
他にも、「賜物」などの作品があります。
「退屈な話」 アントン・チェーホフ(著)
心理描写を重視した作品を多く発表したチェーホフの代表的な中編
老教授は、立派な経歴がありながら退職後の生き方に自信を持てず、その心境をえぐった作品。
「チェヴェングール」 アンドレイ・プラトーノフ(著)
第9回(2023年)日本翻訳大賞 受賞作
カフカ、ベケットと並び20世紀を代表する幻の作家によるロシア文学の傑作
湖に自ら身を投げ出した父親の息子アレクサンドル(サーシャ)は、ポリシェビキとして親友のコピョンキンと共に、共産主義を探して放浪し、共産主義の完成した理想郷・チェヴェングールを見出すが!?--
20世紀小説の最高峰のひとつとも言われています。
「人間の運命」 ショーロホフ(著)
ノーベル文学賞作家の作品
妻と幸福な家庭を築いていたロシアの貧しい青年・アンドレイ。しかし、ドイツ侵攻に出征後、捕虜生活から脱走してみると、妻と子供達は皆、空襲で死んでいた。絶望の底で流浪の人生をおくる彼は、1人の孤児に出会い!?・・
「われら」 エヴゲーニイ・ザミャーチン(著)
ロシアのディストピア小説の先駆的名作
自由や個性が凍結された「単一国」に統治された世界。監視下に置かれながら生活する人々は、わたし(個人)はなく、われら(全体の一部)でしかない。自由時間以外は同一の日課を過ごす。。しかし、主人公はある女性と恋に落ち、個としての葛藤に気づく・・














