話題の面白いおすすめ小説をミステリ(謎解き推理)を中心に掲載しています。
ミステリ、警察小説、ファンタジー、純文学、クライムノベルなど、ジャンル問わず、各種ランキング1位の作品や小説(文学)賞を受賞している作品など。
おもしろい小説をまとめています。ランキング上位作品や賞を受賞している作品。
【国内編】面白いおすすめミステリ&小説
注目!「殺し屋の営業術」 野宮 有(著)
[2025年] 江戸川乱歩賞 受賞作
「営業ノルマ」は、2週間で2億円。稼がなければ、全員まとめて地獄行きーー
凄腕営業マン・鳥井(とりい)は、契約成立のためには手段を選ばず、営業成績第1位。しかし、アポイントを受けて向かったある豪邸で、刺殺体を発見し、自らも背後から殴打され意識を失う。殺し屋・風見(かざみ)と耳津(みみづ)に、口封じとして刺殺体とともに埋められそうになるが、そこで商談を行うが!?・・
「森栄莞爾と十二人の父を知らない子供たち」 逸木 裕(著)
「彼女が探偵でなければ」で、第25回(2025年)本格ミステリ大賞受賞した作家の最新作
カリスマ経営者の森栄莞爾は、精子提供で105人もの子供を作っていた。そのリストにより、健太は、自分が莞爾の子供だということを知る。そして、他の兄弟達と出会い、大金がからむある提案を受けることになるが!?・・
「白魔の檻」 山口 未桜(著)
「禁忌の子」で、2024年 鮎川哲也賞を受賞した作家の最新作
デビュー作で、本屋大賞の第4位にもなった「禁忌の子」に連なるシリーズ第2弾。
注目!「ババヤガの夜」 王 谷晶(著)
【2025年】英国推理作家協会賞/ダガー賞〈翻訳小説部門〉受賞作
日本作品で初の快挙(受賞)となりました。
第1回 みんなのつぶやき文学賞【国内篇】第2位
2021年序盤に話題になったハードボイルド・バイオレンス小説です。バイオレンス(暴力)とアクションのパワー溢れる作品ながら最後は!?・・
注目!「ザ・ロイヤルファミリー」 早見 和真(著)
JRA賞 馬事文化賞 受賞作
第33回(2020年)山本周五郎賞 受賞作
2025年、テレビドラマ化されている作品です
馬主と家族を描くエンターテイメント小説
税理士の栗須栄治は、ビギナーズラックで当てた馬券を縁に、人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」の社長・山王耕造の秘書として働くことになる。「ロイヤル」の名を冠した馬の勝利を求める山王と有馬記念を目指すが!?・・
「マスカレード・ライフ」 東野 圭吾(著)
累計500万部突破のシリーズ最新作
「日本推理小説新人賞」の選考会が、ホテル・コルテシア東京で開催されることになった。しかし、ある死体遺棄事件の重要参考人が、文学賞受賞の候補者として会場に現れる!?・・
「死体の汁を啜れ」 白井 智之(著)
ミステリ・ランキングの常連作家の最新作
前代未聞の死体パズラー
死体大博覧会【EXPO】、開幕。殺人事件の発生率は、南アフリカのケープタウンと同じくらい。そんな、牟黒市で見つかる死体の謎を追うのは、文字の読めないミステリ作家、深夜ラジオ好きのやくざ、詐欺師まがいの女子高生、事件を隠蔽してばかりの刑事・・
「目には目を」 新川 帆立(著)
2020年「元彼の遺言状」で、このミステリがすごい!大賞を受賞した作家の最新作
なぜ少年Aは殺されたのか!?ーー
少年院で出会った6人。社会に戻り、2度と会う筈ではなかった。しかし、少年Bの密告で、娘を殺された遺族が少年Aの殺害に至る。誰が被害者で、誰が密告者なのか!?・・
「一次元の挿し木」 松下龍之介(著)
第23回(2025年)このミステリがすごい!【文庫グランプリ大賞】受賞作
200年前の人骨が、ヒマラヤ山中で発掘された。遺伝学を大学院で学ぶ悠(はるか)が、DNA鑑定にかけると、4年前に失踪した妹のDNAと一致する。担当教授の石見崎に相談するが、その教授が殺害されてしまう。 研究室からは古人骨が盗まれて!?・・
「どうせそろそろ死ぬんだし」 香坂 鮪(著)
第23回(2025年)このミステリがすごい!【文庫グランプリ大賞】受賞作
探偵業を営む七隈は、助手の律と共に、余命宣告された人々が集う交流会で山奥の別荘を訪れる。2人はメンバーと交流を深めるが、参加者の1人が不審な死を遂げる。七隈達は、死因の調査を始めるが!?・・
注目!「国宝」 吉田 修一(著)
芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞 W受賞
芸道小説の金字塔
極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き2人の役者が、芸の道に青春を捧げていくーー
1964年、長崎の老舗料亭「花丸」。この国の宝となる役者・立花喜久雄は生まれた。任侠の一門に生まれながら、その美貌は人々を巻き込み、喜久雄の人生を思わぬ域に連れ出していくーー
「カフネ」 阿部 暁子(著)
[2025年] 本屋大賞 受賞作
第8回 未来屋小説大賞 受賞作
シスターフッドの物語
「カフネ」ー ポルトガル語で「愛しい人の髪に指を絡める仕草」。法務局に勤める野宮薫子は、弟の急死で悲嘆にくれていた。遺言書で弟の元恋人・小野寺せつなに会い、彼女の勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことになる。2人は、食べることを通して、距離が縮まっていき!?・・
「熟柿」 佐藤 正午(著)
本の雑誌が選ぶ2025年度【上半期】ベスト10 第1位
「月の満ち欠け」で直木賞、「鳩の撃退法」で山田風太郎賞を受賞の作家の長編小説
激しい雨の降る夜、かおりは、轢き逃げの罪に問われる。服役中に息子の拓を出産する。出所後、息子に会いたいあまり、園児連れ去り事件を起こした彼女は、追われるように西へと各地を流れていくーー
【海外編】面白いおすすめミステリ&人気小説
注目!「ホワイトハートの殺人」 クリス・チブナル(著)
大人気、英国ミステリードラマ「ブロード・チャーチ」の制作、脚本を手掛けた著者の英国ミステリー
鹿の角をまとった猟奇的な死体。絵葉書のような村で何が起きているのか!?・・
注目!「マーブル館殺人事件」 アンソニー・ホロヴィッツ(著)
「カササギ殺人事件」「ヨルガオ殺人事件」に続く、シリーズ完結編
スーザン・ライランドは、ギリシアでの生活に区切りをつけ、ロンドンに帰ってきた。フリーランスの編集者だが、若手作家が名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズを書き継ぐことになり、その編集の依頼が舞い込む。その原稿には、作者が新作に、自分の家族関係を反映していることを感じ!?・・
「夜明けまでに誰かが」 ホリー・ジャクソン(著)
「自由研究には向かない殺人」の著者、ホリー・ジャクソンの最新作
アメリカで初版50万部の傑作サスペンス
高校生のレッドは、友人3人、大学生2人とキャンピングカーで旅行に出かけた。しかし、人里離れた場所で何者かに狙撃され、車に閉じ込められる。狙撃者は、レッドたちにある要求を突きつける。6人のうち、ひとりが秘密を抱えている。制限時間は、夜明けまで!ーー
「風起隴西 三国密使伝」 馬 伯庸(著)
「両京十五日」で、このミステリがすごい2025年版【海外編】第1位の作家の最新作
「西遊記事変」に続く、著者翻訳の第3作目
三国時代の中国。魏・呉・蜀の三国統一の戦いは苛烈を極め、蜀の諸葛亮による魏への侵攻が続いていた。蜀の間諜である陳恭は、魏へと潜入をすることになるが!?・・
「ジェイムズ」 パーシヴァル・エヴェレット(著)
[2024年] 全米図書賞 受賞作
[2025年] ピュリツァー賞 受賞作
数々の賞を総なめにし、5冠を達成!
ニューオリンズ、ミシシッピ川。ハックルベリー・フィンの冒険を、奴隷のジムの視点から描いた作品
「アントカインド」 チャーリー・カウフマン(著)
「マルコヴィッチの穴」「エターナル・サンシャイン」のアカデミー賞作家・カウフマンの初小説が、ついに日本上陸
トランプ復活&暴走を予言!?ーー
奇想天外で危険な〈読むカルト映画〉。ポストモダンの饒舌思考。制作期間90年・上映時間90日の「究極の映画」の謎をめぐり、記憶の深淵へーー
「人生観を変えてくれる、ユニークで大胆な傑作。“人生”に対して幻想と矛盾を抱える、すべての迷える人におすすめしたい」 by フランシス・フォード・コッポラ
「沈黙」 アン・クリーヴス(著)
【シェトランド四重奏】シリーズで知られるアン・クリーヴスの最新作
「哀惜」に続く、刑事マシュー・ヴェンシリーズ第2弾
ガラス職人のイヴが、父の遺体を発見する。凶器は、イヴが作った花瓶だった。マシュー警部は、聞き込みを進めるが!?・・
「罪の水際」 ウィリアム・ショー(著)
CWA(英国推理作家協会)最優秀長篇賞(ゴールド・ダガー)最終候補作
「イングランドの砂漠」と呼ばれる町が舞台の複雑な人間ドラマ
休職中の女性刑事・アレックスが遭遇したのは、花嫁ふたりの同性婚パーティ。そこに、山刀を隠し持った中年女性が乱入し、花嫁に「人殺し!」と叫ぶ騒動を引き起こす。中年女性は、一方の花嫁の元夫が7年前に行方不明になり妻に殺されたのではないかと疑う、母親だった。ケント州の海沿いの町・ダンジェネスを舞台に、行方不明事件、夫婦惨殺事件、町民を巻き込んだ大規模な投資詐欺など、様々な要素が絡みあい!?・・
「罪に願いを」 ケン・ジャヴォロウスキー(著)
アメリカの現実をつきつける犯罪小説
エドガー賞(アメリカ探偵作家クラブ賞)最優秀新人賞候補作
横領、誘拐、殺人。ペンシルヴェニアの寂れた町で交差する3つの罪ーー
ボランティア消防隊員のネイサンは、火災現場で見つけた大金を自宅に隠した。看護師のキャリーは、末期がんの少女の夢のため、彼女を病院の外へと連れ出す。妻と幼い娘を亡くしたアンディが狙いを定めた地獄への道連れ・・
「水脈を聴く男」 ザフラーン・アルカースィミー(著)
[2023年] アラブ小説国際賞 受賞作
オマーンが舞台の水をめぐる傑作長編
アラビア半島、雨が殆ど降らない小国オマーン。地下水路(ファラジュ)による独自の灌漑システムは、砂漠の地を潤してきたーー
「世界の終わりの最後の殺人」 スチュアート・タートン(著)
本格ミステリ・ベスト10【2020】で第2位の「イヴリン嬢は七回殺される」に続き、このミステリがすごい!2023年版【海外編】で第4位の「名探偵と海の悪魔」の著者の最新作
何重もの特殊設定の本格ミステリー
奇怪な霧で滅びた地球。生存者の住む最後の島で殺人が発生するが、住民の記憶は消されていて!?・・
「孔雀と雀 アラブに消えゆくスパイ」 I・S・ベリー(著)
アメリカ探偵作家クラブ賞【最優秀新人賞】など、7冠の傑作スパイ小説
中東バーレーンの反政府運動を探るのが、最後の任務となったCIA職員のシェーン。しかし、爆破テロが国王の自作自演である疑惑が浮上して!?・・
「冬の子」 ジャック・ケッチャム(著)
このホラーがすごい!2025年版【海外編】第2位
鬼才、ジャック・ケッチャムの19篇からなる傑作短編集
ホラーの巨匠として知られる著者の作品群。ブラム・ストーカー賞短篇賞受賞作2作を含む、現実的暴力と幻想的恐怖の果てに生まれる詩情。
「闇より暗き我が祈り」 S・A・コスビー(著)
「頬に哀しみを刻め」で、このミステリがすごい2024年版【海外篇】第1位など、クライムノヴェルの大物の最新作
私立探偵のネイサンは、白人の父と黒人の母を持つ。牧師殺害事件の調査に乗り出すが、事件の鍵を握るUSBを手に入れたことで命を狙われ!?・・