話題の面白いおすすめ小説をミステリ(謎解き推理)を中心に掲載しています。
ミステリ、警察小説、ファンタジー、純文学、クライムノベルなど、ジャンル問わず、各種ランキング1位の作品や小説(文学)賞を受賞している作品など。
おもしろい小説をまとめています。ランキング上位作品や賞を受賞している作品。
【国内編】面白いおすすめミステリ&小説
「ババヤガの夜」 王 谷晶(著)
【2025年】英国推理作家協会賞/ダガー賞〈翻訳小説部門〉受賞作
日本作品で初の快挙(受賞)となりました。
第1回 みんなのつぶやき文学賞【国内篇】第2位
2021年序盤に話題になったハードボイルド・バイオレンス小説です。バイオレンス(暴力)とアクションのパワー溢れる作品ながら最後は!?・・
「ポルターガイストの囚人」 上條 一輝(著)
「深淵のテレパス」で「このホラーがすごい!2025年版」第1位を獲得した著者の続編
〈あしや超常現象調査〉シリーズ第2弾
「あしや超常現象調査」の晴子と越野は、古い一軒家でポルターガイストに悩まされる人物の依頼を受ける。超常現象に立ち向かう2人だが、依頼人が失踪してしまい!?・・
「深淵のテレパス」 上條 一輝(著)
このホラーがすごい!2025年版【国内編】第1位
ベストホラー2024【国内部門】第1位
創元ホラー長編賞 受賞作
高山カレンは、会社の部下に誘われ、大学のオカルト研究会のイベントで怪談を聞いた日を境に、怪現象に蝕まれることになる。暗闇からの異音、異臭。カレンは「あしや超常現象調査」の2人組に助けを求めるが!?・・
「名探偵再び」 潮谷 験(著)
「リアルサウンド認定2021年度国内ミステリーベスト10」で第1位の「時空犯」、「伯爵と三つの棺」の著者の最新作
学園ミステリー
私立雷辺女学園に入学した時夜翔(ときやしょう)には、学園の名探偵だった大叔母がいた。そんな翔のもとに、事件解明の依頼が舞い込み!?・・
「目には目を」 新川 帆立(著)
2020年「元彼の遺言状」で、このミステリがすごい!大賞を受賞した作家の最新作
なぜ少年Aは殺されたのか!?ーー
少年院で出会った6人。社会に戻り、2度と会う筈ではなかった。しかし、少年Bの密告で、娘を殺された遺族が少年Aの殺害に至る。誰が被害者で、誰が密告者なのか!?・・
「一次元の挿し木」 松下龍之介(著)
第23回(2025年)このミステリがすごい!【文庫グランプリ大賞】受賞作
200年前の人骨が、ヒマラヤ山中で発掘された。遺伝学を大学院で学ぶ悠(はるか)が、DNA鑑定にかけると、4年前に失踪した妹のDNAと一致する。担当教授の石見崎に相談するが、その教授が殺害されてしまう。 研究室からは古人骨が盗まれて!?・・
「どうせそろそろ死ぬんだし」 香坂 鮪(著)
第23回(2025年)このミステリがすごい!【文庫グランプリ大賞】受賞作
探偵業を営む七隈は、助手の律と共に、余命宣告された人々が集う交流会で山奥の別荘を訪れる。2人はメンバーと交流を深めるが、参加者の1人が不審な死を遂げる。七隈達は、死因の調査を始めるが!?・・
「C線上のアリア」 湊 かなえ(著)
先が読めない介護ミステリー
美佐は、ごみ屋敷となり果てた育った家に久しぶりに戻る。家を片付ける中で、金庫を発見する。そこからわかる叔母の秘密とは!?・・
「逃亡者は北へ向かう」 柚月 裕子(著)
「孤狼の血」などで知られる作家の東北が舞台の震災クライムサスペンス
震災の混乱の中、2つの殺人事件が起きた。逃亡する容疑者とそれを追う刑事。2人は、どこに辿り着くのか!?ーー
注目!「カフネ」 阿部 暁子(著)
[2025年] 本屋大賞 受賞作
第8回 未来屋小説大賞 受賞作
シスターフッドの物語
「カフネ」ー ポルトガル語で「愛しい人の髪に指を絡める仕草」。法務局に勤める野宮薫子は、弟の急死で悲嘆にくれていた。遺言書で弟の元恋人・小野寺せつなに会い、彼女の勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことになる。2人は、食べることを通して、距離が縮まっていき!?・・
【海外編】面白いおすすめミステリ&人気小説
注目!「ジェイムズ」 パーシヴァル・エヴェレット(著)
[2024年] 全米図書賞 受賞作
[2025年] ピュリツァー賞 受賞作
数々の賞を総なめにし、5冠を達成!
ニューオリンズ、ミシシッピ川。ハックルベリー・フィンの冒険を、奴隷のジムの視点から描いた作品
「黒い空」 アーナルデュル・インドリダソン(著)
「湿地」「緑の女」などガラスの鍵賞受賞でも知られる北欧アイスランド作家の新作
レイキャヴィク警察の犯罪捜査官・シグルデュル=オーリは、主人公・エーレンデュルが行方不明の中、捜査を進める。友人の相談で、その妻の姉夫婦がゆすられているという。恐喝者である女性の家に行ってみると、女性は血を流して倒れていて!?・・
注目!「沈黙」 アン・クリーヴス(著)
【シェトランド四重奏】シリーズで知られるアン・クリーヴスの最新作
「哀惜」に続く、刑事マシュー・ヴェンシリーズ第2弾
ガラス職人のイヴが、父の遺体を発見する。凶器は、イヴが作った花瓶だった。マシュー警部は、聞き込みを進めるが!?・・
「世界の終わりの最後の殺人」 スチュアート・タートン(著)
本格ミステリ・ベスト10【2020】で第2位の「イヴリン嬢は七回殺される」に続き、このミステリがすごい!2023年版【海外編】で第4位の「名探偵と海の悪魔」の著者の最新作
何重もの特殊設定の本格ミステリー
奇怪な霧で滅びた地球。生存者の住む最後の島で殺人が発生するが、住民の記憶は消されていて!?・・
「孔雀と雀 アラブに消えゆくスパイ」 I・S・ベリー(著)
アメリカ探偵作家クラブ賞【最優秀新人賞】など、7冠の傑作スパイ小説
中東バーレーンの反政府運動を探るのが、最後の任務となったCIA職員のシェーン。しかし、爆破テロが国王の自作自演である疑惑が浮上して!?・・
「円環」 アルネ・ダール(著)
北欧ミステリー「時計仕掛けの歪んだ罠」著者の新シリーズ
スウェーデン・ウプサラ市郊外。高速道路を走行中のBMWが、突然、宙を舞い炎上した。大手製鉄会社幹部が死亡する。さらに、第2の爆破事件で、広告会社幹部が命を落とす。国家作戦局(NOD)の主任警部エヴァ・ニーマンは、捜査にあたるが!?・・
注目!「冬の子」 ジャック・ケッチャム(著)
このホラーがすごい!2025年版【海外編】第2位
鬼才、ジャック・ケッチャムの19篇からなる傑作短編集
ホラーの巨匠として知られる著者の作品群。ブラム・ストーカー賞短篇賞受賞作2作を含む、現実的暴力と幻想的恐怖の果てに生まれる詩情。
「五本指のけだもの:W・F・ハーヴィー怪奇小説集」 ウィリアム・フライアー・ハーヴィー(著)
このホラーがすごい!2025年版【海外編】第1位
英国怪奇アンソロジー作家の短篇集
死霊、異常心理、怪物、狂信——
幽霊談、奇譚、不気味な物語など、ブラック・ユーモアを漂わせながら、絶妙な雰囲気のホラー小説。
「闇より暗き我が祈り」 S・A・コスビー(著)
「頬に哀しみを刻め」で、このミステリがすごい2024年版【海外篇】第1位など、クライムノヴェルの大物の最新作
私立探偵のネイサンは、白人の父と黒人の母を持つ。牧師殺害事件の調査に乗り出すが、事件の鍵を握るUSBを手に入れたことで命を狙われ!?・・
「罪の水際」 ウィリアム・ショー(著)
CWA(英国推理作家協会)最優秀長篇賞(ゴールド・ダガー)最終候補作
「イングランドの砂漠」と呼ばれる町が舞台の複雑な人間ドラマ
休職中の女性刑事・アレックスが遭遇したのは、花嫁ふたりの同性婚パーティ。そこに、山刀を隠し持った中年女性が乱入し、花嫁に「人殺し!」と叫ぶ騒動を引き起こす。中年女性は、一方の花嫁の元夫が7年前に行方不明になり妻に殺されたのではないかと疑う、母親だった。ケント州の海沿いの町・ダンジェネスを舞台に、行方不明事件、夫婦惨殺事件、町民を巻き込んだ大規模な投資詐欺など、様々な要素が絡みあい!?・・
「虚言の国 アメリカ・ファンタスティカ」 ティム・オブライエン(著)
ピュリッツァー賞候補作家の20年ぶりの奇想天外な物語
虚言症が蔓延するアメリカで、稀代の嘘つき男が仕掛ける!?ーー
中年男・ボイドは、一流のジャーナリストからフェイクニュースの王に転落する。カリフォルニアの田舎町で、デパートの店長をしている彼は、地元銀行のアンジーに銃をつきつけ、8万1千ドルと彼女を連れ、逃避行に出る。アメリカを縦断するボイドと、大富豪、悪徳警官、美人妻、殺人者など、追う者と追われる者が入り乱れ、全米を疾走するが!?・・
「水脈を聴く男」 ザフラーン・アルカースィミー(著)
[2023年] アラブ小説国際賞 受賞作
オマーンが舞台の水をめぐる傑作長編
アラビア半島、雨が殆ど降らない小国オマーン。地下水路(ファラジュ)による独自の灌漑システムは、砂漠の地を潤してきたーー
「17の鍵」 マルク・ラーベ(著)
ドイツミステリのベストセラー
2か月連続刊行のシリーズ第1弾
早朝のベルリン大聖堂。丸天井の下に、女性教師が吊り下げられていた。トム・バビロン刑事が現場にかけつけるが、被害者の首には、カバーに「17」と刻まれた鍵がかけられていた。それは、トムが子供の頃に、川で見つけた死体のそばにあった鍵と同じものだった。。それは、10歳で失踪した妹が持ち出したままだったが!?・・