【2025年最新】面白い小説20選|ランキング上位作品や文学賞を受賞のミステリなどおすすめタイトル満載

話題の面白いおすすめ小説をミステリ(謎解き推理)を中心に掲載しています。

ミステリ、警察小説、ファンタジー、純文学、クライムノベルなど、ジャンル問わず、各種ランキング1位の作品や小説(文学)賞を受賞している作品など。

おもしろい小説をまとめています。ランキング上位作品や賞を受賞している作品。

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【国内編】面白いおすすめミステリ&小説

注目!「カフネ」 阿部 暁子(著)

カフネ
講談社
発売日:2024/5/22

[2025年] 本屋大賞 受賞作

第8回 未来屋小説大賞 受賞作

シスターフッドの物語

「カフネ」ー ポルトガル語で「愛しい人の髪に指を絡める仕草」。法務局に勤める野宮薫子は、弟の急死で悲嘆にくれていた。遺言書で弟の元恋人・小野寺せつなに会い、彼女の勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことになる。2人は、食べることを通して、距離が縮まっていき!?・・

 

「名探偵再び」 潮谷 験(著)

名探偵再び
講談社
発売日:2025/4/16

「リアルサウンド認定2021年度国内ミステリーベスト10」で第1位「時空犯」「伯爵と三つの棺」の著者の最新作

学園ミステリー

私立雷辺女学園に入学した時夜翔(ときやしょう)には、学園の名探偵だった大叔母がいた。そんな翔のもとに、事件解明の依頼が舞い込み!?・・

 

注目!「目には目を」 新川 帆立(著)

目には目を
KADOKAWA
発売日:2025/1/31

2020年「元彼の遺言状」で、このミステリがすごい!大賞を受賞した作家の最新作

なぜ少年Aは殺されたのか!?ーー

少年院で出会った6人。社会に戻り、2度と会う筈ではなかった。しかし、少年Bの密告で、娘を殺された遺族が少年Aの殺害に至る。誰が被害者で、誰が密告者なのか!?・・

 

「一次元の挿し木」 松下龍之介(著)

一次元の挿し木
宝島社
発売日:2025/2/5

第23回(2025年)このミステリがすごい!【文庫グランプリ大賞】受賞作

200年前の人骨が、ヒマラヤ山中で発掘された。遺伝学を大学院で学ぶ悠(はるか)が、DNA鑑定にかけると、4年前に失踪した妹のDNAと一致する。担当教授の石見崎に相談するが、その教授が殺害されてしまう。 研究室からは古人骨が盗まれて!?・・

 

「どうせそろそろ死ぬんだし」 香坂 鮪(著)

どうせそろそろ死ぬんだし
宝島社
発売日:2025/3/5

第23回(2025年)このミステリがすごい!【文庫グランプリ大賞】受賞作

探偵業を営む七隈は、助手の律と共に、余命宣告された人々が集う交流会で山奥の別荘を訪れる。2人はメンバーと交流を深めるが、参加者の1人が不審な死を遂げる。七隈達は、死因の調査を始めるが!?・・

 

注目!「ユビキタス」 鈴木 光司(著)

ユビキタス
KADOKAWA
発売日:2025/3/26

日本ホラー界の帝王、16年ぶりの新作

「リング」で一世風靡した著者のホラーサスペンス

ジャーナリストの前沢恵子と葉月有理は、東京都内で発生した連続変死事件を追う。そして、死者の共通点が、「南極深層の氷」であることを知る。20年前、新興宗教団体の中でも同様の変死事件が起きていたことも。異端の物理学者・露木眞也は、かつての後輩・麻生敏弘が研究していた「ヴォイニッチ手稿」の真実が関わっていることに気づき!?・・

 

「殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス」 五条 紀夫(著)

2度読み必至の傑作ミステリー

身代わりとなった親友を救うため、メロスは推理したーー!?

メロスは、自身の身代わりとなった親友・セリヌンティウスを救うため、3日で故郷と首都を往復しなければならない。しかし、妹の婚礼前夜、新郎の父が殺される。早く首都へ戻りたいメロスだが、この密室殺人を解決することになる!? その後も、道のりに立ちふさがる山賊の死体、荒れ狂う川の溺死体。そして、首都で待ち受ける衝撃の真実とは!?・・

 

「C線上のアリア」 湊 かなえ(著)

C線上のアリア
朝日新聞出版
発売日:2025/2/7

先が読めない介護ミステリー

美佐は、ごみ屋敷となり果てた育った家に久しぶりに戻る。家を片付ける中で、金庫を発見する。そこからわかる叔母の秘密とは!?・・

 

「逃亡者は北へ向かう」 柚月 裕子(著)

逃亡者は北へ向かう
新潮社
発売日:2025/2/27

「孤狼の血」などで知られる作家の東北が舞台の震災クライムサスペンス

震災の混乱の中、2つの殺人事件が起きた。逃亡する容疑者とそれを追う刑事。2人は、どこに辿り着くのか!?ーー

 

「モンゴル人の物語 第一巻」 百田 尚樹(著)

モンゴル人の物語
新潮社
発売日:2025/4/24

百田尚樹氏の描くチンギス・カンの実像とはーー

巨編シリーズの第1巻

世界史に突如姿を現したモンゴル民族による壮大な征服劇、少数の遊牧民族の集団から、ユーラシア大陸の多くを支配する大帝国へ、いかにして成し遂げられたのか!?・・

 

「高宮麻綾の引継書」 城戸川 りょう(著)

高宮麻綾の引継書
文藝春秋
発売日:2025/3/6

アマゾン【経済・社会小説】売れ筋ランキング ベストセラー1位

令和のサラリーマン小説

こんな会社辞めてやる! そう思ったことがある人、全員集合!

3年目の社員・高宮麻綾は、社内外を駆けずり回り、親会社が言うリスクの調査に乗り出す。精魂込めて作った新規事業が、親会社に「リスク回避」との理由で潰されたからだ。忖度、義理、出世。私は私の仕事をモノにしてみせる!ーー

【海外編】面白いおすすめミステリ&人気小説

注目!「沈黙」 アン・クリーヴス(著)

沈黙
早川書房
発売日:2025/4/23

【シェトランド四重奏】シリーズで知られるアン・クリーヴスの最新作

「哀惜」に続く、刑事マシュー・ヴェンシリーズ第2弾

ガラス職人のイヴが、父の遺体を発見する。凶器は、イヴが作った花瓶だった。マシュー警部は、聞き込みを進めるが!?・・

 

注目!「世界の終わりの最後の殺人」 スチュアート・タートン(著)

世界の終わりの最後の殺人
文藝春秋
発売日:2025/3/12

本格ミステリ・ベスト10【2020】で第2位「イヴリン嬢は七回殺される」に続き、このミステリがすごい!2023年版【海外編】で第4位の「名探偵と海の悪魔」の著者の最新作

何重もの特殊設定の本格ミステリー

奇怪な霧で滅びた地球。生存者の住む最後の島で殺人が発生するが、住民の記憶は消されていて!?・・

 

「孔雀と雀 アラブに消えゆくスパイ」 I・S・ベリー(著)

アラブに冬を呼ぶスパイ
早川書房
発売日:2025/3/19

アメリカ探偵作家クラブ賞【最優秀新人賞】など、7冠の傑作スパイ小説

中東バーレーンの反政府運動を探るのが、最後の任務となったCIA職員のシェーン。しかし、爆破テロが国王の自作自演である疑惑が浮上して!?・・

 

注目!「円環」 アルネ・ダール(著)

円環
小学館
発売日:2025/4/4

北欧ミステリー「時計仕掛けの歪んだ罠」著者の新シリーズ

スウェーデン・ウプサラ市郊外。高速道路を走行中のBMWが、突然、宙を舞い炎上した。大手製鉄会社幹部が死亡する。さらに、第2の爆破事件で、広告会社幹部が命を落とす。国家作戦局(NOD)の主任警部エヴァ・ニーマンは、捜査にあたるが!?・・

 

「冬の子」 ジャック・ケッチャム(著)

冬の子
扶桑社
発売日:2025/2/2

鬼才、ジャック・ケッチャムの19篇からなる傑作短編集

ホラーの巨匠として知られる著者の作品群。ブラム・ストーカー賞短篇賞受賞作2作を含む、現実的暴力と幻想的恐怖の果てに生まれる詩情。

 

「闇より暗き我が祈り」 S・A・コスビー(著)

闇より暗き我が祈り
早川書房
発売日:2025/2/19

「頬に哀しみを刻め」で、このミステリがすごい2024年版【海外篇】第1位など、クライムノヴェルの大物の最新作

私立探偵のネイサンは、白人の父と黒人の母を持つ。牧師殺害事件の調査に乗り出すが、事件の鍵を握るUSBを手に入れたことで命を狙われ!?・・

 

「罪の水際」 ウィリアム・ショー(著)

罪の水際
新潮社
発売日:2025/4/23

CWA(英国推理作家協会)最優秀長篇賞(ゴールド・ダガー)最終候補作

「イングランドの砂漠」と呼ばれる町が舞台の複雑な人間ドラマ

休職中の女性刑事・アレックスが遭遇したのは、花嫁ふたりの同性婚パーティ。そこに、山刀を隠し持った中年女性が乱入し、花嫁に「人殺し!」と叫ぶ騒動を引き起こす。中年女性は、一方の花嫁の元夫が7年前に行方不明になり妻に殺されたのではないかと疑う、母親だった。ケント州の海沿いの町・ダンジェネスを舞台に、行方不明事件、夫婦惨殺事件、町民を巻き込んだ大規模な投資詐欺など、様々な要素が絡みあい!?・・

 

「虚言の国 アメリカ・ファンタスティカ」 ティム・オブライエン(著)

ピュリッツァー賞候補作家の20年ぶりの奇想天外な物語

虚言症が蔓延するアメリカで、稀代の嘘つき男が仕掛ける!?ーー

中年男・ボイドは、一流のジャーナリストからフェイクニュースの王に転落する。カリフォルニアの田舎町で、デパートの店長をしている彼は、地元銀行のアンジーに銃をつきつけ、8万1千ドルと彼女を連れ、逃避行に出る。アメリカを縦断するボイドと、大富豪、悪徳警官、美人妻、殺人者など、追う者と追われる者が入り乱れ、全米を疾走するが!?・・

 

「水脈を聴く男」 ザフラーン・アルカースィミー(著)

水脈を聴く男
書肆侃侃房
発売日:2025/5/7

[2023年] アラブ小説国際賞 受賞作

オマーンが舞台の水をめぐる傑作長編

アラビア半島、雨が殆ど降らない小国オマーン。地下水路(ファラジュ)による独自の灌漑システムは、砂漠の地を潤してきたーー

 

「17の鍵」 マルク・ラーベ(著)

17の鍵
東京創元社
発売日:2025/1/30

ドイツミステリのベストセラー

2か月連続刊行のシリーズ第1弾

早朝のベルリン大聖堂。丸天井の下に、女性教師が吊り下げられていた。トム・バビロン刑事が現場にかけつけるが、被害者の首には、カバーに「17」と刻まれた鍵がかけられていた。それは、トムが子供の頃に、川で見つけた死体のそばにあった鍵と同じものだった。。それは、10歳で失踪した妹が持ち出したままだったが!?・・

 

「バベル・オックスフォード翻訳家革命秘史」 R・F・クァン(著)

[2023年] ネビュラ賞長編部門 受賞作

ローカス賞【ファンタジー部門】受賞作

言語の力を巡る傑作歴史ファンタジー

19世紀、大英帝国が覇権を握る時世。中国人少年・ロビンは、英語とは大きく異なる言語を求め、広東(カントン)からオックスフォード大学の王立翻訳研究所、通称バベルの新入生となる。言語のエキスパートになるため厳しい訓練を受けるが、学内には、大英帝国に叛旗を翻す秘密結社があり!?・・