警察小説の人気シリーズをまとめています。
刑事シリーズや捜査官シリーズなど、シーズンごとに映像化されている作品も。
多い作品だと、20作を越えるシリーズになっている作品もあります。
海外作家の作品
「フロスト警部」シリーズ
超人気警察小説シリーズ
「フロスト日和」「フロスト気質」など、全作品が年間ミステリランキング1位になりました。
最終巻の「フロスト始末」もこのミステリがすごい!2018年版【海外編】第1位です。
最後にどんな始末をつけるのか!?
「ロンドン警視庁」シリーズ
「悪しき正義をつかまえろ ロンドン警視庁内務監察特別捜査班」 ジェフリー・アーチャー(著)
大御所作家ジェフリー・アーチャーの警察小説
「レンブラントをとり返せ」「まだ見ぬ敵はそこにいる」に続く、第3作目
英国王室×警察小説、ダイアナ妃の「狙われた英国の薔薇 ロンドン警視庁王室警護本部」や「運命の時計が回るとき」など、現在もシリーズが続いています。
「エイダン・ウエィツ」シリーズ
イギリス発の警察小説×ハードボイルド×ノワール
麻薬組織を潜入捜査する物語。圧倒的筆力の警察小説です。
3部作完結篇で、第1作目「堕落刑事」、実際に起きたオーストラリアの未解決事件が元ネタの「笑う死体」があります。
「リーバス警部シリーズ」シリーズ
[2001年] エドガー賞(アメリカ探偵作家クラブ賞)最優秀長篇賞 受賞作
イアン・ランキンのスコットランド警察シリーズ。エディンバラ警察のエディンバラとグラスゴー近郊の2つの物語。
1997年に発売の第8作「黒と青」は、英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞を受賞
他に「他人の墓の中に立ち」「寝た犬を起こすな」「最後の音楽」などの作品が邦訳済み。
リーバス警部シリーズは未訳も含め、第21作目まで発表済み。
「パリ警視庁迷宮捜査班」シリーズ
フランスのパリを拠点にするパリ警視庁迷宮捜査班
個性豊かなキャラクターの刑事達がいる部署が事件解決に奮闘します。
最新作は「パリ警視庁迷宮捜査班:魅惑の南仏殺人ツアー」です。
「P分署捜査班」シリーズ
イタリア発の大人気警察小説シリーズ
21世紀の〈87分署〉シリーズとも言われています。
最新作は、2024年6月に発売の「鼓動」になります。
「ショーン・ダフィ」シリーズ
北アイルランドが舞台のエイドリアン・マッキンティの警察小説シリーズ
ミステリーやスパイ小説の要素も含む重厚な警察小説という感じです。
第1作目の「コールド・コールド・グラウンド」は、終盤まで展開がわからず、ポリティカル要素も含むノンフィクション小説の雰囲気もあります。
第5作目「レイン・ドッグス」では、エドガー賞【ペイパーバック部門】を受賞しました。
「リンカーン・ライム」シリーズ
どんでん返しの帝王ジェフリー・ディーヴァーの警察小説シリーズ
2021年エドガー(アメリカ探偵作家クラブ)賞の候補作になった「ネヴァー・ゲーム」に続き、最新作の「オクトーバー・リスト」も評判の良い1冊です。
逆行ミステリーで、最終章で始まり、第1章へと遡ります。
北欧発の作品
特捜部Qシリーズ
知名度も高いデンマーク発の警察小説シリーズ
映画化もされていて、シリーズも第9弾まで発売されています。
北欧や社会の問題などを取り込みながら、何巻を読んでも安定の面白さ。
最新作は「カールの罪状」です。
「警部ヴィスティング シリーズ」
2019年北欧ベスト・ミステリー受賞作
「猟犬」でガラスの鍵賞など3冠を獲得した作家のノルウェー警察小説シリーズ
ヨルン・リーエル ホルストは、ノルウェー警察元上級調査官という経歴を持つ作家です。
最新作は、シリーズ第4弾の「疑念」になります。
「刑事マルティン・ベック」シリーズ
北欧スウェーデンの古典的警察小説
「ロゼアンナ」「煙に消えた男」「バルコニーの男」など、翻訳されている作品は、どれも高評価になっています。
「刑事ヴァランダー」シリーズ
CWAゴールド・ダガー賞 受賞作
スウェーデン警察小説の金字塔
北欧ミステリーの巨匠・へニングマンケルの人気刑事シリーズ
「ピラミッド」「殺人者の顔」「笑う男」「リガの犬たち」など、多くの作品が邦訳発売されています。
「エーヴェルト・グレーンス警部」シリーズ
スウェーデンのストックホルム市警のシリーズ
デビュー作の「制裁」は「ガラスの鍵」賞や最優秀北欧犯罪小説賞を受賞していて、北欧ミステリーの最高峰とも言われています。
「三秒間の死角」は、英国推理作家協会(CWA)インターナショナル・ダガー賞受賞の傑作北欧ミステリーです。
「制裁」「死刑囚」「三秒間の死角」「ボックス21」「地下道の少女」「三分間の空隙【くうげき】「三時間の導線」「三日間の隔絶」「三年間の陥穽」などの作品があります。
「エーレンデュル捜査官」シリーズ
アイスランドミステリーの巨人、アーナルデュル・インドリダソンの人気捜査官シリーズ
3作目の「湿地」と「緑の女」で、2年連続ガラスの鍵賞(北欧ミステリ最高の賞)を受賞
「犯罪心理捜査官セバスチャン」シリーズ
スウェーデンの「犯罪心理捜査官セバスチャン」シリーズも人気です。
読みやすく、ヤングアダルトにも人気の警察小説シリーズ作品です。
国内作家の作品
「機龍警察」シリーズ
最新作はシリーズ第7弾となる「機龍警察 未亡旅団」
日本SF大賞、ミステリが読みたい!2018年版【国内篇】第1位など、多くの評価を受けてきた傑作大河警察小説シリーズ
「機龍警察」「機龍警察」完全版、「機龍警察 自爆条項」、「機龍警察 自爆条項」完全版、「機龍警察 暗黒市場」、「機龍警察 未亡旅団」、「機龍警察 火宅」、「機龍警察 狼眼殺手」の作品があります。
「新宿鮫」シリーズ
ハードボイルドの巨匠・大沢在昌の新宿鮫シリーズ最新作の第12作目
戦慄の手段で殺人を続ける「黒石」。新宿署の鮫島刑事は必死の捜査で挑むが!?-
著者の最新作に「罪深き海辺」があります。
「隠蔽捜査」シリーズ
吉川英治文学新人賞 受賞作
累計340万部突破の警察小説シリーズ
第2作「果断隠蔽捜査2」で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞
日本が誇る警察小説はここから始まったーー
「ジウ」サーガシリーズ
シリーズ累計300万部突破の人気警察小説シリーズ
警視庁特殊犯捜査係のサーガ1、警視庁特殊急襲部隊のサーガ2に始まる。スピード感と過激なストーリーで、読む手が止まらない警察小説シリーズです。