純文学作品の2026年の話題作をまとめています。
娯楽性よりも「芸術性」に重きを置いた小説の総称である純文学は、「文芸誌」と深い関わりがあります。
芥川賞、本屋大賞、すばる文学賞、メフィスト賞、野間文芸賞などの受賞作を掲載。
純文学の話題作【2026年版】
注目!「夏帆 The Tale of KAHO」 村上春樹(著)
女性を主人公にした初の長篇小説
私はこの世界の出口を見つけなくてはならないーー
26歳の絵本作家、夏帆は、初対面の男に「正直いって、君みたいな醜い相手は初めてだよ」と告げられる。彼女は、怒りよりもショックよりも、ただ純粋に驚いた。そして、彼女の周りでは、様々な奇妙な出来事が起こりはじめ!?・・
「イン・ザ・メガチャーチ」 朝井リョウ(著)
2026年(第23回)本屋大賞 受賞作
第9回 未来屋小説大賞 受賞作
「神がいないこの国で人を操るには、“物語”を使うのが一番いいんですよ」
ファンダム経済を仕掛ける側、のめり込む側、かつてのめり込んでいた側
家族と離れて暮らす男は、あるアイドルグループの運営に参画することになった。積み重なる心労を癒やしたい大学生。舞台俳優を応援していたが、報道で状況が一変する女。世代も立場も異なる3つの視点から、人の心を動かす“物語”の功罪を炙り出すーー
「ゾンビ回収婦」 小砂川 チト(著)
2026年(第175回)【上半期】芥川賞 受賞作
一気読み必至の圧倒的虚構世界〈リアルライフ〉
ホテルの、たったひとりの掃除婦であるわたし。殺されたゾンビの骸を拾い集めて、世界を美しく保つのだ。AI〈やつら〉に侵食された世界で、夫とともに職を失ったわたしの前に、もうひとつの現実がたち顕れた・・
「かわりに嘘」 鈴木 七月(著)
2025年【下期】メフィスト賞 受賞作
ユーモラスな日常を描く、デビュー作
大学生の夏目は、極度の心配性で実際に起きたら嫌なことを逐一スマホにメモする。リマインダーには700件の心配事が登録されており、統計によれば、そのリストの7割は現実になるーー
「世界99」 村田 沙耶香(著)
2025年(第78回)野間文芸賞 受賞作
キノベス! 2026年(紀伊國屋書店スタッフのおすすめベスト)第1位
ディストピア大長編
性格のない人間・如月空子。彼女の特技は、コミュニティごとにふさわしい人格を作りあげることだった。キャラクターを使い分け、日々を生き延びてきた。彼女の世界には、ピョコルンがいる。とってもかわいい生き物だが、ある能力を備えたことで、世の中は様相を変え始め!?・・
「青天」 若林 正恭(著)
2026年 直木賞候補作
青春アメフト小説
総大三高の「アリ」こと中村昴が所属するアメフト部は、万年2回戦どまり。高3の引退大会では、強豪・遼西学園に打ち破れた。引退後、皆が受験に向かう中、アリは、宙ぶらりんの日々を過ごす。そんな折、アリは再びアメフトと向き合う決意を固め!?・・
「粉瘤しぼり都落ち択」 更地 郊(著)
2025年度(第49回)すばる文学賞 受賞作
令和最強の「底辺」青春小説
野中は、上司のパワハラで退職し、アパートに引きこもっていた。ある時、大学時代の友人・忍から「毎月10万渡すからスト6の対戦をしてくれ」と提案を受ける。以来、月1のメンクリ通いと週4の忍とのオンライン対戦をする。その頃、九州の実家では父親が病気で死にかけていて、母親からは早く帰るよう懇願される。“都落ち”が近づくある日、自販機に貼られた意味不明な文章が印字されたテープと出会うが!?・・







