ロボット、アンドロイドが関わる物語の小説をまとめています。
AI(人工知能)時代のアンドロイドや古風なロボットとの心温まる友情物語など。
ロボットSFやスリラーなども掲載しています。
ロボット・アンドロイド小説
「ロボットとわたしの不思議な旅」 ベッキー・チェンバーズ(著)
ヒューゴー賞、ローカス賞、ユートピア賞 受賞作
「喫茶僧」のデックスは、あちこちの村を巡り、悩みを抱える人達にお茶を淹れていた。文明社会を離れ大自然の中に向かうが、そこで一体のロボットと出会う。デックスは、人間に好奇心を持つそのロボット・モスキャップと共に、長い旅に出るが!?・・
「ロボット・イン・ザ・ガーデン」 デボラ・インストール(著)
2016年、ベルリン国際映画祭「映画化したい一冊」に選出
切なく、かわいい友情物語
近未来のイギリスの村。AI(人工知能)の開発が進み、家事や仕事に従事するアンドロイドが日常で活躍していた。34歳のベンは、法廷弁護人の妻とは対照的で、結婚生活は崩壊寸前だった。。そんなベンは、ある日、自宅の庭で壊れかけのロボット・タングを見つける。レトロな風体のタングを直すため、作り主のアメリカに向かう。中年ダメ男と時代遅れのロボットの珍道中が始まり!?ーー
「青春ロボット」 佐久本庸介(著)
第1回 CRUNCHNOVELS新人賞大賞作家 デビュー作
ユーモアと優しさに満ちた青春小説
人間そっくりの「ロボット」手崎零(てざき・れい)。中学生の中に紛れ込み、人間を幸せにするため、最適な行動をとっていた。しかし、ロボットだと周りに気づかれ、友人関係が崩れてしまう。高校に進学した零は、少女・珊瑚(さんご)と出会い付き合ううち、再び、人間との交流を深めていくが!?・・
「クララとお日さま」 カズオ・イシグロ(著)
ノーベル文学賞、(英)ブッカー賞作家の最新作
AIと少女の友情を描いた感動作
AIを搭載したロボットのクララと病弱な少女。2人の友情は深まっていくが!?ーー 生きることの意味を問う傑作。
「恋するアダム」 イアン・マキューアン(著)
人工知能時代の生命倫理を描く1冊
冴えない男と秘密を抱えた美女、そしてアンドロイドの三角関係!?ーー
独身男のチャーリーは、最新型アンドロイドを購入した。名はアダム。チャーリーは、AI能力を利用して、女子学生・ミランダと恋仲になることに成功する。しかし、彼女は重大な過去を秘めていて、アダムは彼女に恋心を抱きはじめ!?・・
「ロボット(R.U.R.)」 カレル・チャペック(著)
チェコスロバキア時代に最も人気があった国民的作家
1920年に発表され、ロボットという言葉を創り出しました。
チェコ語で「robota ロボタ」は、「労働」を意味するそうです。
ロボットSFやスリラー
「われはロボット」 アイザック・アシモフ(著)
ロボットSFの原点となる名作短編集
アシモフ自身が提唱した「ロボット工学三原則」をベースに、ロボットの奇妙な行動や意思決定の謎を解明していくミステリータッチの作品集。ロボットとは何か!? 人間とは何か!? を問う大河物語。
「夜明けのロボット」 アイザック・アシモフ(著)
アシモフロボット3部作の最終巻
「鋼鉄都市」から始まるスリリングなSFミステリーシリーズ
ロボットと人間の関係性、人工知能などについて考えさせられる作品。ベイリは、異世界の中で、障害などにぶつかりながらも真実にたどり着けるのか!?・・
「チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク・チク・タク」 ジョン・スラデック(著)
英国SF協会賞 受賞作
SFが読みたい・ベストSF 2023【海外篇】第1位
ロボット・ピカレスク
ロボットのチク・タク。人間の安全のため、ロボット達には三原則を遵守させる「アシモフ回路」が組み込まれていたが、チク・タクには回路が作動していなかった。やがてチク・タクは、人間への「実験」(殺人、強盗、扇動など)を開始し!?・・
「ロボットの夢の都市」 ラヴィ・ティドハー(著)
SFが読みたい!2025年版【海外編】第2位
ふしぎな未来のSF物語
太陽系を巻き込んだ大戦争から数百年。宇宙への脱出を夢見る少年、移動隊商宿で旅を続ける少年、砂漠の巨大都市でロボットと出会った女性。彼らの運命がより合わさる時、戦闘ロボットが長い眠りから目覚め!?・・
「マーダーボット・ダイアリー」 マーサ・ウェルズ(著)
ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞3冠&2年連続ヒューゴー賞 受賞作
第7回(2021年) 日本翻訳大賞受賞作
記憶を消されている人型警備ユニット。自らのことを「弊機」と語るAIが主人公の本格宇宙SF
シリーズ化されていて、最新作は2024年発売で第4弾の「システム・クラッシュ:マーダーボット・ダイアリー」です。2024年のローカス賞も受賞しています。
「千個の青」 チョン・ソンラン(著)
[2021年] 韓国科学文学賞(長編部門)大賞 受賞作
馬とロボットと姉妹の青春SF小説。 ヒューマンドラマ
安楽死させられる競走馬、廃棄寸前のロボット騎手。その1頭と1体を救おうとする少女達の物語。人間社会における動物とは!?・・家族とは!?・・ 読後感も良い感動作。
「サニー」 コリン・オサリバン(著)
日本が舞台の話題のダークスリラー
AppleTV+ドラマの原作
アイルランド人のスージーは、天才ロボット研究者の夫と8歳の息子を飛行機事故で失う。。そんな彼女は、夫が開発した世界初の家庭用ロボット「サニー」と暮らす。しかし、ある日、ロボットを好きに操れるという「ダーク・マニュアル」があると知り!?・・