ヤングアダルト(ティーン向け)ジャンルの人気小説をまとめています。
中学生、高校生などの学生さんなど、ティーンエイジに特に人気の小説などを掲載。
冒険、青春小説など純文学や学園ミステリ小説など。
国内作家のおすすめ作品
「宙わたる教室」 伊与原 新(著)
第70回「青少年読書感想文全国コンクール」課題図書
読書メーター OF THE YEAR 2024-2025 第2位
熱い!青春科学小説
東京、新宿の定時制高校。不登校、障害、全日制の退学、外国人、老人など、様々な事情の生徒が通っていた。そんな彼らが、理科教師の藤竹を顧問にし、科学部を結成する。学会発表を目標に、「火星のクレーター」を再現する実験を始めるが!?・・
「成瀬は信じた道をいく」 宮島 未奈(著)
読書メーター OF THE YEAR 2024-2025 第1位
「読書メーター OF THE YEAR 2023-2024 第1位」になり、話題になった「成瀬は天下を取りにいく」の第2弾
話題沸騰の青春小説全5篇
今日も誰かと交差する成瀬の人生。個性豊かな人々が成瀬あかりと関わる。幼馴染みの島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪していて!?・・
「成瀬は天下を取りにいく」 宮島 未奈(著)
[2024年] 本屋大賞 受賞作
読書メーター OF THE YEAR 2023-2024 第1位
話題沸騰の青春小説
2020年、中2の夏休み。幼馴染の成瀬あかりが、変なことを言い出した。「わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。西武大津店に毎日通い、中継に映るという!?・・ 全力で我が道を突き進む成瀬から目が離せない!?ーー
「逆ソクラテス」 伊坂 幸太郎(著)
[第33回] 柴田錬三郎賞 受賞作
爽快!放課後青春小説
「逆ソクラテス」ーカンニングから始まった作戦は、クラスメイトを巻き込み、思いもよらない結末へ!?・・ 「アンスポーツマンライク」ー最後のミニバス大会。5人は、あと一歩のところで負けてしまうが、まが戦いは続く!?--
伊坂幸太郎による短編全5編。 読後感も心地良い1冊。
「両手にトカレフ」 ブレイディ みかこ(著)
Yahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞 第2回(2019年)受賞作「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」の著者によるYA(ヤングアダルト)
14歳のミアは、寒い冬の日、制服の短いスカートで、図書館の前に立っていた。その図書館で夢中に読むのは、カネコフミコの自伝。学校では自分の重い現実を話せずにいる中、同級生よりもフミコの方が近く感じられた。そんなミアも、同級生のウィルにラップのリリックを書いてほしいと頼まれ、少しずつ変わり始める!?・・
「月の立つ林で」 青山 美智子(著)
読書メーター OF THE YEAR 2023-2024 第2位
心震える傑作小説
つまずいてばかりの日常。耳にしたのは、タケトリ・オキナという男性のポッドキャスト「ツキない話」だったーー
元看護師、夢を諦めきれない芸人、娘や妻との関係に悩む二輪自動車整備士、自立を願う女子高生。月のように想いの満ち欠けをくり返し、かけがえの毎日を生きるーー
「推しの殺人」 遠藤 かたる(著)
2023年 このミステリがすごい!大賞【文庫グランプリ】受賞作
行き着く先は破滅!?それとも、ステージ!?
3人組の女性地下アイドル「ベイビー★スターライト」。大阪で活動する彼女らは、様々な問題を抱えている。しかも、メンバーの一人が、事務所で人を殺してしまう。3人は、死体を山中に埋めることを決意するが!?・・
「推し、燃ゆ」 宇佐見 りん(著)
第164回(2020年下半期)【芥川賞】受賞作
2021年いちばん売れた小説!第1位
推し活に励む女子高生が主人公の純文学
デビュー作「かか」で【三島由紀夫賞】最年少受賞の作家。
ある日突然、推しが炎上し――。芸能人・俳優・アイドルなどの通称「推し」。そんな推しを愛することに生活をささげる高校生あかり。ある日突然、推しがファンを殴った・・
「#柚莉愛とかくれんぼ」 真下 みこと(著)
[2020年] メフィスト賞 受賞作
ネット社会のSNS狂騒曲ミステリ
地下アイドルの舞台外、アイドル業界の仕組みもわかる!?ーー
3人組の地下アイドルがドッキリを仕掛ける。センターの柚莉愛が、動画配信中に、血を吐き倒れるというもの。しかし、これが炎上してしまう。。本気で心配したファンは激怒、SNSで柚莉愛を壊してやると暴走するが!?・・
「オルタネート」 加藤 シゲアキ(著)
第8回(2021年)【高校生直木賞】受賞作
[第42回] 吉川英治文学新人賞 受賞作
新時代の青春小説
東京のとある高校。高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須の時代。料理コンテストで起こった悲劇の後遺症に悩む蓉(いるる)。母との軋轢で、真実の愛を求め続ける「オルタネート」信奉者の凪津(なづ)。高校を中退し、音楽家の集うシェアハウスへ潜り込んだ尚志(なおし)。恋、友情、家族とは!? 3人の若者達の運命が加速するーー
「同志少女よ、敵を撃て」 逢坂 冬馬(著)
[2022年] 高校生直木賞受賞
2021年(第11回)アガサ・クリスティー賞大賞受賞作
キノベス!2022【第1位】(紀伊国屋書店スタッフがおすすめする)
1942年、モスクワ近郊に暮らす少女セラフィマ。独ソ戦が激化する戦時下、急襲したドイツ軍により母親を含む村人達が惨殺される。。
その後、彼女は復讐のため、一流の狙撃兵になることを決意する。やがてスターリングラードの前線へと向かうが!?・・
「汝、星のごとく」 凪良 ゆう(著)
[2023年] 高校生直木賞 受賞作
[2023年] 本屋大賞 受賞作
キノベス!2023(紀伊國屋書店スタッフによるベスト)第1位
2020年に「流浪の月」でも本屋大賞を受賞しています。
風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)。自由奔放な母に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。共に、欠落と孤独を抱えた2人は惹かれあい、成長していくー
「きみの友だち」 重松 清(著)
涙腺崩壊の中高生泣きNO.1の1冊
交通事故で足の不自由な恵美。病気がちで学校を休みがちな由香。そんな2人の友情物語。優等生、ひねた奴、弱虫、八方美人など、それぞれの物語が散りばめられた「友達」の本当の意味とは!?ーー
「女王はかえらない」 降田 天(著)
2015年(第13回)このミステリがすごい!大賞 受賞作
学園ミステリー
片田舎の小学校。東京から美しい転校生・エリカがやってくる。それまで、クラスの女王として君臨していたマキとエリカは、激しい権力闘争を引き起こす。。そして、物語はまさかの展開に!?・・ 伏線、張り巡らされた2度読み必至の物語。
「午後のチャイムが鳴るまでは」 阿津川 辰海(著)
このミステリがすごい!2024年版【国内篇】第11位
青春学園ミステリ、5篇の連作短編集
九十九ヶ丘高校、ある日の昼休み。高校生達の群像劇と技巧のトリックなど。爽快感、情熱、青春、ミステリーなど、学生時代に戻りたくなるような1冊。
「でぃすぺる」 今村 昌弘(著)
「屍人荘の殺人」で、本格ミステリ大賞【小説部門】を受賞し、「このミステリーがすごい!2018年版」「週刊文春ミステリーベスト10」「本格ミステリ・ベスト10」で第1位を獲得し、史上初の3冠となった著者の最新作
ジュブナイル×オカルト×本格ミステリの傑作推理小説
小学6年生、ユースケは、小学校最後の生活で壁新聞作りをするため「掲示係」に立候補する。そこに優等生のサツキも立候補する。サツキは、1年前に亡くなった従姉のマリ姉を殺した犯人を追い、マリ姉の遺品、パソコンに「奥郷町の七不思議」のファイルを見つけるが!?・・
「六人の嘘つきな大学生」 浅倉 秋成(著)
ブランチBOOK大賞2021受賞作
このミステリーがすごい!2022年版【国内編】第8位
映画化も決定している青春ミステリ
IT企業「スピラリンクス」の新卒採用で、最終選考に残った6人の就活生。1ヶ月後までにチームでディスカッションをするという課題を与えられる。仲間だったはずの6人は、1人の内定者を決めるためライバルになる。議論の中、個人名が書かれた封筒に「●●は人殺し」とあり!?・・ 6人の嘘と罪とは!?--
「心臓の王国」 竹宮 ゆゆこ(著)
読書メーター読みたい本ランキング1位(5月、月間)
青春ラブロマンス小説
「アストラル神威」と名乗る美青年と出会う17歳の鬼島鋼太郎。予測不能な行動をとる彼は、鋼太郎を困惑させる。。面倒に巻き込まれたくない鋼太郎は距離をとるが、数日後、アストラル神威は、鋼太郎の通う高校へ転入してくる。彼と共に鋼太郎は高校生活をおくるが、神威が抱える「恐ろしい秘密」を知り!?― 衝撃のラスト
「化石少女と七つの冒険」 麻耶雄嵩(著)
化石少女シリーズ第2弾
恋愛ありの青春・学園ミステリ
化石オタクの神舞まりあは、部員わずか1人という古生物部を率いていた。そこに何故か加入してきた1年生。まりあは、彼をワトソン役に女子高生探偵として、学園の相次ぐ怪事件に挑むが!?・・
「高校事変」 松岡 圭祐(著)
紀伊國屋書店 電子書籍 文芸(日本文学)ウィークリー1位
孤独な女子高生が闘うアクションYA小説
犯罪集団リーダーの次女・優莉結衣。通っている高校に、支持率向上を図る総理大臣が訪問することになる。しかし、総理大臣の命を狙う武装勢力が侵入し、校舎を占領し!?・・
「この夏の星を見る」 辻村 深月(著)
青春の感動作!
茨城県立砂浦第三高校の高校生・亜紗。天文部で活動するが、コロナ禍で活動が制限される。。渋谷区立ひばり森中学の中学生・真宙(まひろ)は、「長引け、コロナ」と日々念じている男子。長崎県五島列島の旅館の娘で高校生の円華(まどか)は、クラスメイトに天文台に誘われる。コロナ禍による緊急事態で、複雑な思いを抱える中高生達。やりきれない中、リモート会議を駆使し、天文部の生徒達は、全国で繋がっていき!?ーー
「夏色ジャンクション」 福田 栄一(著)
青春ロードノベルの決定版
ミニバンで暮らし寝起きする信之。700万円の大金を所持する老人イサムと出会い、アメリカ娘・リサも加わり、3人で東北を巡ることになる。偶然出会った3人の人生がクロスし、8日間の旅のゆくえは!?ーー
夏の旅が味わえる1冊。
「夏の騎士」 百田 尚樹(著)
百田尚樹版 スタンド・バイ・ミー!?
ひと夏の冒険を描いた少年小説
43歳の主人公が小学6年生の夏(昭和最後の夏)を振り返る。。秘密基地、友達、人間関係など、誰もが経験したような懐かしさと夏休みの雰囲気があります。サスペンス要素も含みつつ・・
少年達の経験と共に、大人でも昔の夏休みを思い出すような作品。
「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」 青柳 碧人(著)
西洋童話がベースの連作短編ミステリ
クッキーとワインを持って旅に出た赤ずきん。旅の途中で事件に遭遇するが!?--
前作「むかしむかしあるところに、死体がありました。」は、紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめする「キノベス!2020年 第2位」などになっています。
「時をかける少女」 筒井 康隆(著)
映画化もされている不朽の青春SF小説
尾道の風景描写とともに、青い空、まぶしい太陽、入道雲、木々の緑、美しい夕暮れなど、夏を感じる1冊。思春期の少女が体験した不思議な世界。。
「謎解きはディナーのあとで」 東川 篤哉(著)
[2011年] 本屋大賞 受賞
国立署の新米刑事で、世界的に有名な「宝生グループ」のお嬢様、宝生麗子。難解な事件にあたる度、相談するのは執事兼運転手の影山。毒舌ながらも影山は、鮮やかに謎を解き明かしていく!?・・