ミニマリズム文学で有名な作家の代表作をまとめています。
余計な装飾や感情を抑え、日常の何気ない描写が多いのが特徴です。
読みやすく、1冊で多くの物語が味わえるショートストーリー(短編)形式です。
ミニマリズム文学とは!?
ミニマリズム文学とは、最小限の表現で最大の効果を得ようとする考え方の文学です。
80年代、アメリカ文学の潮流で、簡潔な文体で、日常の断片を描き出す作品となります。
Kマート・リアリズムとも言われ、労働者階級の日常、失業、貧困、アルコール依存症などを、過度な表現を避けた作品です。
簡潔な文体(ミニマリズム)で描く文学の潮流となります。
ミニマリズム小説の作家
「頼むから静かにしてくれ」 レイモンド・カーヴァー(著)
1977年刊行の13作品からなるデビュー短篇集
「でぶ」「隣人」「60エーカー」「人の考えつくこと」「そいつらはお前の亭主じゃない」「アラスカに何があるというのか?」「サン・フランシスコで何をするの?」など..
「マリーについての本当の話」 ジャン=フィリップ・トゥーサン(著)
ベルギー出身のフランス人作家、JPトゥーサンの最高傑作
マリーとぼくは同時にセックスしていたのだった。ただし別々の相手と。あの夜、マリーとぼくは同じ時刻に、パリ市内、直線距離にして一キロほどしか離れていないアパルトマンで、それぞれセックスをしていたのであるーー
「ムーン・デラックス」 フレデリック・バーセルミ(著)
ドナルド・バーセルミ(ポストモダン作家)の弟、フレデリック・バーセルミの作品
現代アメリカの傷つきやすい男と女のを描いた17篇の短編集
リリック的な文章で綴る20ページ程の短い物語。殆どが絶版で、手に入りにくい作家の作品。
「ラヴ・ライフ」 ボビー・アン メイソン(著)
心にしみる9篇の短篇集
現代に生きる人々のゆれ動く心模様。
「ファスト・レーンズ」 ジェイン・アン フィリップス(著)
「現代アメリカの最も魅力的な作家」と言われるJ.A.フィリップスの作品
詩のように美しい7つの短篇集
70年代を生きた若者たちの姿ーー
「この世界の女たち アン・ビーティ短篇傑作選」 アン・ビーティ(著)
アメリカを代表する女性作家の10篇のミニマリスト作品群
初期代表作から2000年代の傑作まで。「そして人生は続く」「燃える家」「ウサギの穴」「静かな物語」「ロサンゼルスの最後の奇妙な一日」など..
「セルフ・ヘルプ」 ローリー・ムーア(著)
80年代アメリカを代表する女性作家の傑作短篇集
ユーモアと寂しさが絶妙に絡み合う現代人の孤独な人生。「作家になる方法」「別の女になる方法」など..
「中二階」 ニコルソン・ベイカー(著)
ミニマル小説
超ミクロ的考察。中二階のオフィスにエスカレーターで戻る途中のサラリーマンがめぐらす、すごく細かい小説。靴紐が左右同時期に切れるのは何故か!? 牛乳の容器が、瓶からカートンに変わった時の素敵な衝撃・・
「モンキーズ」 スーザン・マイノット(著)
フェミナ賞(フランス)海外作品部門 受賞作
9人家族の13年間を描いた連作短篇集
著者の少女時代をモデルにした自伝的作品。ある家族の13年間を9つの章で描写したアメリカ新世代作家の家族再生の物語。










