【日本の学生が選ぶゴンクール賞】の歴代受賞作を一覧で掲載しています。
フランスで最も権威ある文学賞のゴンクール賞に委嘱され、フランス語やフランス文学を学ぶ学生(大学生・大学院生が中心)によって選ばれる賞です。
2021年に発足し、2022年に、第1回の受賞作品が発表されました。
日本の学生が選ぶゴンクール賞【歴代受賞作一覧】
第4回(2025年)受賞作
「ちいさな国で」 ガエル・ファイユ(著)
フランスで累計40万部超
内戦を生き延びたフランスで活躍するラッパーが、感動の自伝的小説
様々な民族が暮らすアフリカの小さな国・ブルンジ。少年・ガブリエルは、仲間たちとマンゴーをくすねたり、家族でドライブしたり、幸せな日々をおくっていた。しかし、大統領の暗殺を機に、内線が勃発する。そして、平穏な生活が音を立てて崩れていき!?・・
第3回(2024年)受賞作
「彼女を見守る」 ジャン=バティスト・アンドレア(著)
両大戦間の激動の時代を生きる2人の恋愛模様
第一次世界大戦後、イタリア北西部の村。貧しい家に生まれた石工の弟子・ミモ。城館に住む侯爵家の娘・ヴィオラ。出会う筈のない2人は惹かれあうが!?・・
第2回(2023年)受賞作
「姉妹のように」 クロエ・コルマン(著)
幼くしてナチの強制収容所で亡くなった、著者クロエの親族のコルマン3姉妹。クロエは、生存者や資料をあたるうち、別の3姉妹の存在を知るーー
第1回(2022年)受賞作
「うけいれるには」 クララ・デュポン=モノ(著)
[2021年] フランスの高校生が選ぶゴンクール賞 受賞作
[2021年] フェミナ賞、ランデルノー賞 受賞作
フランス、セヴェンヌ地方。両親、長男、長女。幸せな家庭に、待望の第3子が生まれた。しかし、次第に、彼が重度の障がいを抱えていることが分かる。障がいを持つ子供が生まれた家庭の葛藤を、庭の石の視点から描いた感動作。