【象徴主義文学】代表的作家5人|19世紀のフランスで興った文学運動

象徴主義文学の代表的な作家と、その作品を掲載しています。

19世紀、フランスで起こった文学運動である象徴主義文学。

そんな、象徴主義を代表する詩人・小説家の作品をまとめています。

象徴主義とは!?

象徴主義とは、1886年に、ジャン・モレアスが発表した宣言が文学における象徴主義の始まりとされています。

フランスで、自然主義・写実主義(リアリズム)に反発して生まれた文学運動です。

現実をそのまま描くのではなく、隠された内面、夢、神秘、感情を象徴(シンボル)や、言語の音楽性を用いて表現した文学手法です。

 

象徴主義宣言

「象徴主義第一の武器」 ジャン・モレアス(著)
象徴主義第一の武器
京緑社
発売日:2018/7/13

フランス象徴主義の提唱者、ジャン・モレアスの「象徴主義」のためのガイドブック

「フィガロ」紙上で発表し、話題を呼んだ「象徴主義宣言」も収録

 

【象徴主義文学】代表的詩人・作家

「悪の華」 シャルル・ボオドレール(著)
悪の華
岩波書店
発売日:1961/4/5

19世紀フランスの詩人・ボオドレールの代表的な詩集

象徴詩の真髄をきわめた近代文学思想芸術に及ぶ影響の決定版

苦悩にみちた近代詩人の全生涯ーー

現在、世界のあらゆる言語で書かれる抒情詩で、ボオドレールの影響を全く受けていない詩歌は無いとも言われています。

1857年の刊行の際、風紀公安を害するものとして、軽罪裁判で罰金の判決が課されました。

 

「地獄の季節」 アルチュール・ランボオ(著)
地獄の季節
岩波書店
発売日:1970/9/16

マラルメ、ヴェルレーヌと並ぶフランス象徴派の詩人

19歳で文壇から去った詩人・ランボオのすべてを収めた傑作詩集ーー

近代詩に影響をもたらした象徴主義の代表的天才詩人の作品。

 

「マラルメ詩集」 マラルメ(著)
マラルメ詩集
岩波書店
発売日:2014/11/15

象徴主義文学の金字塔とされる詩「半獣神の午後」

象徴派の詩人として詩史に燦然と輝くステファヌ・マラルメの生涯ただ一冊の詩集

未完に終わった自選詩集と、恋人に捧げた詩群の新訳。

 

「ヴェルレーヌ詩集」 ヴェルレーヌ(著)
ヴェルレーヌ詩集
新潮社
発売日:1950/11/28

デカダンス(退廃的・虚無的な美を追求した芸術思潮)の詩人・ヴェルレーヌ

独特の音楽的手法を駆使した斬新な詩的世界を確立した作品

第一詩集「土星の子の歌」や、「やさしい歌」、「艶かしきうたげ」「無言の恋歌」などを収録。

 

「黄金仮面の王」 マルセル・シュオッブ(著)
黄金仮面の王
河出書房新社
発売日:2026/3/6

象徴主義世代の中で最も優れた短篇作家

新訳5編を含む全22編のオリジナル傑作選

ボルヘスらに影響を与え、近代小説の単線的な語りに対し、「わたし」という自己の複数性を語りの方法にそのまま採用した先駆性。