【ホテルが舞台のミステリー小説10選】ヒューマン・ドラマなどの物語小説

ホテルが舞台のミステリー&物語作品をまとめています。

ホテルという密室空間での殺人事件や、ヒューマンドラマなどの小説があります。

高級ホテル、リゾートホテル、ビジネスホテル、洋館ホテルなどが舞台のおすすめ小説です。

ホテルが舞台のミステリー

国内作家
「マスカレード・ホテル」 東野 圭吾(著)
マスカレード・ホテル
集英社
発売日:2014/7/18

東野圭吾作品の映画化された人気ミリオンセラーシリーズ 第1弾

都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明だが、次の犯行場所が、一流ホテル・コルテシア東京ということがわかっている。若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化して潜入捜査に就くが!?・・

 

「アミュレット・ホテル」 方丈 貴恵(著)
アミュレット・ホテル
光文社
発売日:2025/6/11

ホテル探偵 VS 犯罪者の頭脳戦の本格ミステリー

〈アミュレット・ホテル〉は、犯罪者の楽園。犯罪者御用達ホテルだった。2つのルールさえ守れば、滞在中、どんな非合法なサービスでも受けられる。ホテルに損害を与えないこと、ホテルの敷地内で傷害・殺人事件を起こさないこと。その絶対的ルールが破られるとき!?ーー

 

「ヴィクトリアン・ホテル」 下村 敦史(著)
ヴィクトリアン・ホテル
実業之日本社
発売日:2023/2/3

このミステリーがすごい!2015年版【国内編】第3位

エンターテインメントを極めたホテルミステリー

100年の伝統ある超高級ホテル「ヴィクトリアン・ホテル」。明日、100年の歴史にいったん幕を下ろす。その特別な夜を過ごすのは、女優、スリ、作家、宣伝マン、老夫婦、そしてベルマン。それぞれの思惑が交錯したとき!?・・



海外作家
「ホテル・ネヴァーシンク」 アダム・オファロン・プライス(著)
ホテル・ネヴァーシンク
早川書房
発売日:2020/12/3

[2020年] エドガー賞【オリジナル・ペーパーバック部門】受賞作

リアルサウンド認定[2021年度] 翻訳ミステリーベスト10【第1位】

ニューヨーク州の山地にあるホテル・ネヴァーシンク。大統領も宿泊に来る人気ホテルだが、子どもが行方不明になる事件がたびたび発生していた。洋館ホテルを舞台に展開するミステリと家族の年代記

 

「メナハウス・ホテルの殺人」 エリカ・ルース・ノイバウアー(著)
メナハウス・ホテルの殺人
東京創元社
発売日:2023/2/13

[2020年] アガサ賞【デビュー長編賞】受賞作

エジプトの高級ホテルで起こる事件を描く旅情溢れるミステリ

1926年、エジプト。若くして寡婦となったアメリカ人のジェーンは、エジプトのカイロにあるメナハウス・ホテルに旅行で来ていた。しかし、若い女性客が客室で殺され、ジェーンは地元警察に疑われてしまうが!?・・

 

「サナトリウム」 サラ・ピアース(著)
サナトリウム
KADOKAWA
発売日:2021/11/20

アルプスの山岳リゾートが舞台の吹雪密封ミステリ

スイス版横溝正史とも言われる1冊

豪華ホテル〈ル・ソメ〉。サナトリウムを改装して建てられたが、不穏な出来事が。。弟の結婚パーティーのため、恋人とホテルを訪れたエリンは、休職中の警官。しかし、雪の降りしきる中、弟の婚約者が失踪し!?・・

 

「ホテル・ピーベリー」 近藤 史恵(著)
ホテル・ピーベリー
双葉社
発売日:2022/5/12

ハワイ島のヒロ周辺を舞台にした旅行記のようなミステリー

ハワイ島で日本人が経営する宿に宿泊することになります。そこで起こるミステリーです。

ミステリーとしても、面白く、ハワイ島の民宿(ペンション)に滞在する非日常の時の雰囲気のようなものも少し感じました。また、ハワイ島の豆知識や天候、風土などについても描かれています。

 

ホテルが舞台の物語

「雪の中の三人男」 エーリヒ・ケストナー(著)
雪の中の三人男
中央公論新社
発売日:2025/11/20

冬のリゾートが舞台のユーモアと風刺の効いた、心温まる物語

百万長者のトーブラーは、貧乏人に変装し、従者には良い服を着せて、ある冬、雪山に囲まれたグランドホテルに出かける。そこには、懸賞旅行に当選した本物の貧乏青年がやってきていて、ホテルでは大いなる勘違いが起こり!?・・

 

「ホテル・ルワンダの男」 ポール・ルセサバギナ(著)
ホテル・ルワンダの男
ヴィレッジブックス
発売日:2009/2/28

「アフリカのシンドラー」と呼ばれた、ひとりの男の真実の物語

史実に基づいた物語。アフリカの小国、ルワンダ。大量虐殺の悲劇が起こる。「愛する者を守りたい」。そう思ったホテルマンが、1200人もの命を救うーー

 

「ホテル・ニューハンプシャー」 ジョン・アーヴィング(著)
ホテル・ニューハンプシャー
新潮社
発売日:1989/10/30

現代アメリカ文学の古典の傑作で金字塔

家族で経営するホテルという夢に憑かれた男と、5人の家族をめぐる家族の物語。「ホテル・ニューハンプシャー」と名付け、ホテル経営に乗り出していく父と、一家の激動の人生とは!?・・

 

マンガ

「HOTEL」 石ノ森 章太郎(著)
HOTEL
小学館
発売日:1998/10/17

大型ホテル・プラトンが舞台のヒューマン・ドラマ

宿泊施設、レストラン、薬局、靴磨き。生活に必要なものを全て取り揃えた大型ホテル・プラトンを舞台にくり広げられる人間模様。