ポスト・アポカリプス小説15選|終末世界を描いたSFなど

ポスト・アポカリプス(世界終末)小説の有名作品をまとめています。

ポスト・アポカリプスはSFのサブジャンルで、終末世界を背景にした作品のことを言います。

核戦争、感染症、気候変動などにより、文明が崩壊した後の世界が舞台となっています。

ポストアポカリプス小説の代表的作品

「最後のひとり」 メアリ・シェリー(著)

最後のひとり
英宝社
発売日:2007/12/1

隠れた名作と言われる作品

「フランケンシュタイン」作者、メアリ・シェリーの21世紀末の予言的、黙示録的未来小説

2073年、イギリスは国王の退位により、共和制国家となる。2100年には、人類が絶滅し、世界は終焉を迎える・・

ロマン派の詩人、P・B・シェリーや、バイロンとの波乱万丈の人生に基づく実話小説としても。

 

「アフター・ロンドン」 リチャード・ジェフリーズ(著)

アフター・ロンドン
発売日:Kindle版

19世紀末イギリスの古典ポスト・アポカリプス小説

終末後のイングランドを舞台に、フィリックス・アクイラの旅が始まるーー

19世紀末、大英帝国は滅亡した。それから数100年、イギリス本土は、家畜がうろつく原始の森と化し、わずかな生存者が生活を送っていた。腐海に沈んだ古代の伝説の都・ロンドンの正体とは!?・・

 

「トリフィドの日」 ジョン・ウィンダム(著)

トリフィドの日
グーテンベルク21
発売日:Kindle版

1951年、イギリスの鬼才SF作家による破滅テーマの傑作SF

盲目の人でいっぱいの大都市・ロンドン。緑色の流星雨により、みな盲目となってしまう。有用植物トリフィドの栽培場で働いていたビルは、偶然入院中で眼帯をかけていたため、盲目をまぬがれた。しかし、ロンドンでは追い討ちをかけるように、疫病が発生し!?・・

 

「ザ・ロード」 コーマック・マッカーシー(著)

ザ・ロード
早川書房
発売日:2010/5/30

[2007年]ピュリッツァー賞 受賞作

終末後の荒廃した世界を舞台にしたロードノベルの傑作

2023年6月逝去のアメリカ文学の巨匠、コーマック・マッカーシー代表作

荒れ果てた大陸を漂流する親子の旅路。映画「ノーカントリー」の原作者としても知られる。

 

「Metro2033」 ドミトリー・グルホフスキー(著)

Metro2033
小学館
発売日:2010/6/21

核戦争後のモスクワ、2033年。人類の住所、地下鉄

放射能に汚染された地上はモンスターたちの世界となり、生き残った人々は、モスクワ地下鉄・メトロの駅に暮らしている。そこでは、駅同士の抗争、ネズミや奇怪なモンスターに怯える日々をおくっている。そんな中、主人公・アルチョムの長い旅が始まる。新種のモンスターから自分の暮らす駅を救うためにーー

 

「アイ・アム・レジェンド」 リチャード・マシスン(著)

アイ・アム・レジェンド
早川書房
発売日:2007/11/8

戦慄の世界を描く名作ホラー「地球最後の男」改題

突如、蔓延した疫病で人類が絶滅し、様相が一変する地球。ネヴィルは、ただ1人生き残るが自宅に籠城し、絶望的な戦いの日々を送っていた。そんなある日!?・・

 

「地球の長い午後」 ブライアン・W・オールディス(著)

地球の長い午後
早川書房
発売日:1977/1/28

ヒューゴー賞 受賞作

イギリスSF界を代表する巨匠による名作

植物の王国と化した地球の姿。大地を覆い尽くす巨木の世界。人類はかつての威勢を失い、支配者たる植物の影で、細々と生きのびる存在に成り果てていた・・

 

「渚にて:人類最後の日」 ネヴィル・シュート(著)

渚にて:人類最後の日
東京創元社
発売日:2009/4/28

映画化済みの【新訳版】

第3次世界大戦が勃発、放射能に覆われた北半球の諸国は次々と死滅していった。かろうじて生き残った合衆国原潜〈スコーピオン〉は、オーストラリアに退避するが、そこはまだ無事だった。しかし、放射性物質は確実に南下している。そんな折、合衆国からモールス信号が届く。生存者はいるのか!? 一縷の望みを胸に〈スコーピオン〉は出航するが!?・・

 

「ウィトゲンシュタインの愛人」 デイヴィッド・マークソン(著)

ウィトゲンシュタインの愛人
国書刊行会
発売日:2020/7/17

アメリカ実験文学の最高到達点

人類最後の1人となった女性・ケイトの独白を描くポスト・アポカリプス小説

地球で最後の1人として生き残ったケイト。アメリカの海辺の家で暮らしながら、終末世界での日常生活、家族と暮らした過去のこと、ギリシャを訪ねて神話世界に思いを巡らせたことなどを、書き綴るーー

 

「ダークタワーI・ガンスリンガー」 スティーヴン・キング(著)

ダークタワーI・ガンスリンガー
KADOKAWA
発売日:2017/1/25

スティーヴン・キングのポストアポカリプス・ダークファンタジー

時間も空間も変転する異界の地〈中間世界(ミッド・ワールド)〉。最後の拳銃使い・ローランドは、宿敵の〈黒衣の男〉を追っていた。タルの町で、孤独な旅は続く。やがて、別の世界からやってきた少年・ジェイクと出会い、心を通わせていくが!?・・

 

「終着の浜辺」 J・G バラード(著)

終着の浜辺
東京創元社
発売日:2005/10/1

終末世界を描いたバラードを代表するSF全9編(「時間の墓標」改題)

処刑の日を待ちながら、チェスに興じる死刑囚と執行人の静かな戦い、遺跡に残された美しい少女の幻影装置を拾った青年、襲いくる海の幻影におののく男の話など、退廃に満ちた内的宇宙を描く。

 

「世界最終戦争の夢」 H・G・ウェルズ(著)

世界最終戦争の夢
東京創元社
発売日:2026/3/30

文明の崩壊(アポカリプス)を描き出した先駆的な作品

破滅的な世界戦争を予見した表題作をはじめ、「アリの帝国」「森の中の宝」「めずらしい蘭の花が咲く」「海からの襲撃者」「盲人の国」など、傑作中短編 全12編を収録した【新訳】

 

「第五の季節」 N・K・ジェミシン(著)

第五の季節
東京創元社
発売日:2020/6/12

2016年:ヒューゴー賞 受賞作

前人未踏の3年連続ヒューゴー賞受賞、《破壊された地球》3部作シリーズ 第1弾

世界の終わりの話から始まる!?ーー

天変地異により、文明を滅ぼしてきた超大陸。差別される「ロガ」が呼ばれる人々と「石喰い」と呼ばれる人間の姿をした謎の存在がいた。。そんな中、新たな季節が到来しようとしていた・・

 

「ヴァーチャル・ライト」 ウィリアム・ギブスン(著)

ヴァーチャル・ライト
早川書房
発売日:2026/4/8

「ニューロマンサー」で高名なウィリアム・ギブスンの災害後SF

大震災で崩壊したサンフランシスコ。視神経 に作用し、視覚を発生させる謎の装置V Lをめぐる争奪戦の背後に隠された秘密とは!?・・

 

「大きな鳥にさらわれないよう」 川上 弘美(著)

大きな鳥にさらわれないよう
講談社
発売日:2019/10/16

泉鏡花文学賞 受賞作

国際ブッカー賞 候補作

かすかな希望を信じる人間の行く末を、慈しみ深く描いた未来の人類史ーー

遠い未来、衰退の危機を認めた人類は、「母」のもと、集団どうしを隔離する生活を選ぶ。異なる集団の交雑で、新しい遺伝子を持ち、進化する可能性のある人間の誕生に賭けて。かすかな希望を信じる人間の行く末は!?・・

 

「新世界より」 貴志 祐介(著)

新世界より
講談社
発売日:2008/1/24

第29回(2008年度)日本SF大賞 受賞作

1000年後の日本。伝説。消える子供たち。を描いたベストセラー

大人になるために、子供たちは「呪力」を手に入れなければならない。一見、のどかに見える学校で、子供たちは徹底的に管理されていた。そして、何も知らず育った子供たちに、悪夢が襲いかかり!?・・