ポスト・アポカリプス(世界終末)小説の有名作品をまとめています。
ポスト・アポカリプスはSFのサブジャンルで、終末世界を背景にした作品のことを言います。
核戦争、感染症、気候変動などにより、文明が崩壊した後の世界が舞台となっています。
ポストアポカリプス小説の代表的作品
「最後のひとり」 メアリ・シェリー(著)
隠れた名作と言われる作品
「フランケンシュタイン」作者、メアリ・シェリーの21世紀末の予言的、黙示録的未来小説
2073年、イギリスは国王の退位により、共和制国家となる。2100年には、人類が絶滅し、世界は終焉を迎える・・
ロマン派の詩人、P・B・シェリーや、バイロンとの波乱万丈の人生に基づく実話小説としても。
「アフター・ロンドン」 リチャード・ジェフリーズ(著)
19世紀末イギリスの古典ポスト・アポカリプス小説
終末後のイングランドを舞台に、フィリックス・アクイラの旅が始まるーー
19世紀末、大英帝国は滅亡した。それから数100年、イギリス本土は、家畜がうろつく原始の森と化し、わずかな生存者が生活を送っていた。腐海に沈んだ古代の伝説の都・ロンドンの正体とは!?・・
「トリフィドの日」 ジョン・ウィンダム(著)
1951年、イギリスの鬼才SF作家による破滅テーマの傑作SF
盲目の人でいっぱいの大都市・ロンドン。緑色の流星雨により、みな盲目となってしまう。有用植物トリフィドの栽培場で働いていたビルは、偶然入院中で眼帯をかけていたため、盲目をまぬがれた。しかし、ロンドンでは追い討ちをかけるように、疫病が発生し!?・・
「ザ・ロード」 コーマック・マッカーシー(著)
[2007年]ピュリッツァー賞 受賞作
終末後の荒廃した世界を舞台にしたロードノベルの傑作
2023年6月逝去のアメリカ文学の巨匠、コーマック・マッカーシー代表作
荒れ果てた大陸を漂流する親子の旅路。映画「ノーカントリー」の原作者としても知られる。
「Metro2033」 ドミトリー・グルホフスキー(著)
核戦争後のモスクワ、2033年。人類の住所、地下鉄
放射能に汚染された地上はモンスターたちの世界となり、生き残った人々は、モスクワ地下鉄・メトロの駅に暮らしている。そこでは、駅同士の抗争、ネズミや奇怪なモンスターに怯える日々をおくっている。そんな中、主人公・アルチョムの長い旅が始まる。新種のモンスターから自分の暮らす駅を救うためにーー
「アイ・アム・レジェンド」 リチャード・マシスン(著)
戦慄の世界を描く名作ホラー「地球最後の男」改題
突如、蔓延した疫病で人類が絶滅し、様相が一変する地球。ネヴィルは、ただ1人生き残るが自宅に籠城し、絶望的な戦いの日々を送っていた。そんなある日!?・・
「地球の長い午後」 ブライアン・W・オールディス(著)
ヒューゴー賞 受賞作
イギリスSF界を代表する巨匠による名作
植物の王国と化した地球の姿。大地を覆い尽くす巨木の世界。人類はかつての威勢を失い、支配者たる植物の影で、細々と生きのびる存在に成り果てていた・・
「渚にて:人類最後の日」 ネヴィル・シュート(著)
映画化済みの【新訳版】
第3次世界大戦が勃発、放射能に覆われた北半球の諸国は次々と死滅していった。かろうじて生き残った合衆国原潜〈スコーピオン〉は、オーストラリアに退避するが、そこはまだ無事だった。しかし、放射性物質は確実に南下している。そんな折、合衆国からモールス信号が届く。生存者はいるのか!? 一縷の望みを胸に〈スコーピオン〉は出航するが!?・・
「ウィトゲンシュタインの愛人」 デイヴィッド・マークソン(著)
アメリカ実験文学の最高到達点
人類最後の1人となった女性・ケイトの独白を描くポスト・アポカリプス小説
地球で最後の1人として生き残ったケイト。アメリカの海辺の家で暮らしながら、終末世界での日常生活、家族と暮らした過去のこと、ギリシャを訪ねて神話世界に思いを巡らせたことなどを、書き綴るーー
「ダークタワーI・ガンスリンガー」 スティーヴン・キング(著)
スティーヴン・キングのポストアポカリプス・ダークファンタジー
時間も空間も変転する異界の地〈中間世界(ミッド・ワールド)〉。最後の拳銃使い・ローランドは、宿敵の〈黒衣の男〉を追っていた。タルの町で、孤独な旅は続く。やがて、別の世界からやってきた少年・ジェイクと出会い、心を通わせていくが!?・・
「終着の浜辺」 J・G バラード(著)
終末世界を描いたバラードを代表するSF全9編(「時間の墓標」改題)
処刑の日を待ちながら、チェスに興じる死刑囚と執行人の静かな戦い、遺跡に残された美しい少女の幻影装置を拾った青年、襲いくる海の幻影におののく男の話など、退廃に満ちた内的宇宙を描く。
「世界最終戦争の夢」 H・G・ウェルズ(著)
文明の崩壊(アポカリプス)を描き出した先駆的な作品
破滅的な世界戦争を予見した表題作をはじめ、「アリの帝国」「森の中の宝」「めずらしい蘭の花が咲く」「海からの襲撃者」「盲人の国」など、傑作中短編 全12編を収録した【新訳】
「第五の季節」 N・K・ジェミシン(著)
2016年:ヒューゴー賞 受賞作
前人未踏の3年連続ヒューゴー賞受賞、《破壊された地球》3部作シリーズ 第1弾
世界の終わりの話から始まる!?ーー
天変地異により、文明を滅ぼしてきた超大陸。差別される「ロガ」が呼ばれる人々と「石喰い」と呼ばれる人間の姿をした謎の存在がいた。。そんな中、新たな季節が到来しようとしていた・・
「ヴァーチャル・ライト」 ウィリアム・ギブスン(著)
「ニューロマンサー」で高名なウィリアム・ギブスンの災害後SF
大震災で崩壊したサンフランシスコ。視神経 に作用し、視覚を発生させる謎の装置V Lをめぐる争奪戦の背後に隠された秘密とは!?・・
「大きな鳥にさらわれないよう」 川上 弘美(著)
泉鏡花文学賞 受賞作
国際ブッカー賞 候補作
かすかな希望を信じる人間の行く末を、慈しみ深く描いた未来の人類史ーー
遠い未来、衰退の危機を認めた人類は、「母」のもと、集団どうしを隔離する生活を選ぶ。異なる集団の交雑で、新しい遺伝子を持ち、進化する可能性のある人間の誕生に賭けて。かすかな希望を信じる人間の行く末は!?・・
「新世界より」 貴志 祐介(著)
第29回(2008年度)日本SF大賞 受賞作
1000年後の日本。伝説。消える子供たち。を描いたベストセラー
大人になるために、子供たちは「呪力」を手に入れなければならない。一見、のどかに見える学校で、子供たちは徹底的に管理されていた。そして、何も知らず育った子供たちに、悪夢が襲いかかり!?・・















